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これまで、「保留力」をつける心の筋トレや戦略的ゆとり、心のよりどころの大切さについて3回にわたりお伝えしてまいりました。
これらはアテアが提唱する神社ウェルネス®の考えに基づくものです。神社ウェルネス®とは、人生を生き生きと過ごしていくために神社という土地の連なりや先人たちの知恵が蓄積してきた場が大いに助けになるという考え方です。
さらに、神社ウェルネス®を生かしていくためにも、情報空間が重要になってきます。
今回は、心の筋トレにまつわる話のまとめとして、情報空間について改めて深堀していこうと思います。
目次
心・体験・安心感 すべては目に見えない感覚だからこそ
2027年に向けて、運気の流れの激しさが増す2025年、2026年。
ここから先の混沌とした時代を乗り切るため、心の筋トレにより心のタフさを手に入れること。
そして、タフさを効率よく身に付けていくためにも、ただひたすらに力を尽くすだけではなく、適度なあそびを入れていく戦略的ゆとりの必要性。心の安心安全のために大切なよりどころ。
人生をより良く生きるためにもこれらのことを心掛けながら、2025年以降の波を乗り切っていただきたいのですが、加えて情報空間についても覚えておいていただきたいと思います。
そもそも、人間の心理は目に見えないものです。
心の筋トレも、戦略的ゆとりも物理的に形あるものではありません。心のよりどころとしての神社にしても、もちろん神社そのものは実際に存在するものですが、そこに寄り添うあなたの気持ちは目には見えません。すべてが感覚として捉えられるものです。この感覚が収まっているのが情報空間の領域になります。
人間の情報空間は、例えるならば、オオクニヌシノミコトが背負っている大きな袋のようなもの。そこにさまざまな感覚を得てきた体験が詰まっているのです。そして、心の安心安全を得るためには心を落ち着かせるような体験がどれだけ多く蓄積しているのかが大切なのです。
ここでいう体験は実体験でも疑似体験でもかまいません。
もちろん、実体験の方がしっかり刻み込まれる分、より良いでしょう。1度きりではなく、何度も自分は世界から守られている、この世に存在していていいのだという感覚を感じることができれば、それが情報空間へと蓄積していきます。
ただ、実体験にはやはり限りがあります。
良質な映画や小説の中で、心が救われるような気持ちになる。歴史上の人物たちの経験をなぞって、あなたが体験しているような感覚になる。このような疑似体験によっても、安心感は情報空間に刻まれていきます。
スムーズに物事が進まなかったり、失敗をしたりと、気持ちがへこんでしまったときに、情報空間に貯まった「自分は大丈夫」という感覚が、極端な自責を止めて、負の連鎖を防いでくれるはずです。
情報空間を重ね合わせ心理的安全性を獲得する
前回のブログで、神社が心のよりどころとしてあなたを支えてくれるということをお伝えしましたが、さすがに、初めて参拝した神社がいきなり心のよりどころとなるというのはまれでしょう。
神社や神様、龍神たちといった目に見えない世界の存在との関係も、人間関係と同様です。何度もその神社に通って参拝をする。あるいは、仕事や人生の上でつらかった時、勇気をもらったり慰めてもらったりといった感覚があったといった積み重ねからその神社に対する愛着が湧いてくるわけです。
それは、その神社の安らぐことができる神域の空気感とあなたが心理的安全性を得られたという実体験が結びついているということ。つまり、神社に行った時に、神社の情報空間とあなたの情報空間がピタリとパズルのように一致している状態であるということです。心に何の負荷もかからず、そこからまた進んでいけるのだと感じる、リセットされた状態を生み出しているわけです。
この状態の情報空間とともに、神社から外の世界に出るのですから、仕事の場や日常生活において、良くないことが巻き起こったとしても、そうそう心を乱すことはないでしょう。心のよりどころとなる神社を思い出す、すなわち、あなたの情報空間にアクセスするだけで心を落ち着かせることができるのです。
心のよりどころ+情報空間で時代の波を乗り切るセルフケアを
心のよりどころを情報空間に持っていれば、毎日、神社に行かなくても心の安定をはかることができるということです。ということは、より心のセルフケアがしやすくなるわけです。
と同時に、セルフコントロールもしやすくなりますので、周囲の状況に容易に巻き込まれることも少なくなるでしょう。そして、もし心が不安定になってきたら、よりどころとする神社に物理的にお参りすればいいわけです。
この心のよりどころとなる神社は、いくつか持っていただくことをおすすめします。
神社は全国に約8万社もありますから、あなたに合った神社は必ずいくつもあるはずです。また、神社にこだわらず、聖地でも大好きな歴史上の人物のお墓でも良いでしょう。要するに土地が重要で、その土地と結びつくためのきっかけですから、愛着を持ってその辺りの知識を得ていくためには「好き」を入口にするのは得策といえます。
アテアの「神旅®ディープ」では、まさに土地に愛着を持ってもらうためのフィールドワークを行います。ですから、神社でもどうしても必要なこと以外は、ほとんど神社の説明はしません。由来書やインターネットの情報からは知ることができない情報をお伝えします。実際にその土地の空気に触れながら、ご参加の皆さまとその土地との結びつきが深くなるようなお話をするのです。その場の情報空間と皆さまの情報空間が重なり合いたくさんの情報を詰め込んでいくお手伝いをするわけです。
心の筋トレなどで心を整え、心のよりどころと情報空間を通じて結びつきを強めていく。
そうした準備をしっかりした上で、今後の激しい運気の波に向かっていきましょう。どんなに揺さぶられたとしても、その不安定な状況さえもチャンスとして乗り切っていけるはずです。
そのための手助けとして、アテアも「神旅®」や「ひかり塾」、「神社から学ぶ『人間学』」などのセミナーやコンサルなどであなたに寄り添ってまいります。
情報空間について詳しくはこちらのブログから始まる計4本のシリーズをご覧ください。
【見えない世界の基本①】人も土地も物も。誰もが持つ情報空間とは
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