株式会社アテア

アテアについて

神社風土史に触れ、未来を創り出す

日本史に興味を持つようになったのは、小学生の頃。 そのうちに各地の風土情報が集約された
「神社」という存在へ意識が向いたのも、
ある意味自然な流れだったのかもしれません。 気付けばこれまで、全国各地延べ2万社を巡拝してまいりました。 神社風土史を知ることで、その土地との繋がりを深め、
心の拠り所となるホームグラウンドを増やす。
そのための知識の浸透や実践をアテアを創業してから
1万名以上のお客さまにお伝えし続ける中で、
心の拠り所となる土地を起点とし、
それまでの人生の物語が神社風土の時間軸とともに
腑に落ちるようになると、その方はご自身の強み、
素質やポテンシャルが発揮されるようになるのだと実感しております。
神社風土史を基盤としたアテアの「神旅®」やコンサルティングを通じ、
ご自身の素質やポテンシャルに気付くことで、一人でも多くの方が
未来を創り出すチャンスを増やしていただければと願っています。
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私が「神社風土史」をお伝えする理由

物語の構造に惹きつけられた幼少期

思い起こすと幼稚園の頃から、友人や年上のお姉さんたちに『ギリシャ神話』や『西洋占星術』、『タロットカード』、『ウルトラマン』や『花の子ルンルン』など、お気に入りの神話や物語について話しては、それぞれの物語の特徴、その理由について伝えていました。
当時の私は親や先生など周囲の大人が心配するほどの引っ込み思案でしたが、相手に望まれると別人のようになり、本やテレビに描かれたストーリーをもとに、相手にとって必要であろう視点に沿って話をしているような毎日でした。
長い時には3時間も語り続けたことも。今、振り返っても偏った幼少期だったと感じます。
それだけの時間をかけることができたのは、その物語がなぜそのような世界観や設定、キャラクターとなっているのかという、構造に対する興味からでした。
子どもながらにそうした構造に対する思案を深めることで、世界観や設定を細分化し、それらを組み合わせると相乗効果につながることに気付きます。
ストーリーだけを捉えるのではなく、日常にキャラクターの考え方や行動、その結果などをどのように取り入れるといいのかと、自分ごとにするための問いを投げかけるのです。
自分自身が行っていたことを、友人を相手に同じように質問をしてみては、その返答へのフィードバックを繰り返すという、我ながらかなりの変わり種でした。
とはいえ、自分を取り巻く構造への内省を行うと、「その人だけの物語」が見つかり、「その物語の登場人物たる役割や素質」が可能性として存在する、ということをどうしても伝えたかったのです。
これはおそらく、現在の私の活動の原点だと思います。

時代を超越する川中島での内省

時は流れ、小学校時代に家族の影響で日本史に触れることになりました。
すると、これまでと同じように、歴史の中の物語についてその構造を読み解く問いを持つように。
中学生になると、大好きだった大河ドラマ『武田信玄』の影響から、長野県の川中島古戦場跡を訪れるようになりました。周辺の神社や史跡巡りだけでなく、見晴らし台から何時間も城跡や往時の地形を眺めては、かつてここで懸命に生きた人々が確かに存在していたことに、繰り返し想いを馳せる時間を重ねていました。

そんなある時、
「わたしが存在した事実を受け取る人が、必ず未来に待っているのだ」
と、誰のものともわからない、先人の声のようなものを感じたのです。
それは、川中島の合戦時から450年経ち、先人の生き様を私自身が大切に受け止めてきたそれまでの体感と重なるようにして、しっかりと腑に落ちる感覚でした。

たとえ、魂だけの存在となっても、時代を超えて誰もが誰かの希望となれるのだと感じた時、未来に繋がる社会の安寧も、一人ひとりの意思によって形となっていくのではという想いも生まれました。
今、大きな壁が立ちふさがり選択に迷っていたとしても、その選択が未来に繋がる歴史の一部となるならば、たとえ失敗してもそれを糧にして試行錯誤すれば多少なりとも道は見えてくるはずと、小さな勇気をもらえたような感覚も抱いたのです。

その後、結婚するまでの間にほぼ毎月、川中島周辺の神社を訪れました。ここで続けた内省が、結婚後もその時々の人生の転機に大きな示唆をもたらしてくれたことは間違いありません。
神社や史跡で歴史に触れ、その時代を創った先人の歴史に支えられ、さらにその土地を知ることでその場所への愛着が深まり、心の拠り所となっていく。その体験は次第に、私の背中を押してくれました。

ですが、良いことばかりではありませんでした。
突然の夫の他界により残された息子2人を育てながら、介護の必要だった舅を看取り、その間も自社経営におけるさまざまな落とし穴にはまったことなど、両手では足りないほどの悲しみ、苦しみも経験してきました。
しかし、その度にもう一度だけ立ち上がって一歩でも進んでみようと思えたのは、まさに神社という先人の他力を借りることができたからです。これは本当に幸せなことでした。

神社風土史であなたの未来を創り出す

長い人生をフルマラソンに例えてみると、経営は一区間だと思います。
経営者という役割を受け取りながら、その区間をどのような道のりとして進んでいくのか。
現状から未来へと変化を恐れず、自身の至らなさも内包しながら一歩一歩を進んでいくためには、しなやかな心のタフさが不可欠だと思います。
そのためにはまず、内省を深め、自分の素質や持てる役割を把握することが求められます。

気付けばこれまで、全国各地延べ2万社を巡拝してまいりました。
神社風土史を知ることで、その土地との繋がりを深め、心の拠り所となるホームグラウンドを増やす。
そのための知識の浸透と実践を、アテアを創業してから1万名以上のお客さまにお伝えし続けてきました。心の拠り所となる土地を起点とし、それまでの人生の物語が神社風土の時間軸とともに腑に落ちるようになると、ご自身の素質やポテンシャルが強みとなり、より発揮されるようになるのだと実感しております。
私たちが皆さまを神社へとお連れするのは、内省を深め、ご自身の素質や持てる役割を把握するのに最適な場所だからです。

神社風土史を基板としたアテアの「神旅®」やコンサルティングを通じ、ご自身の素質やポテンシャルに気付くことで、一人でも多くの方が未来を創り出すチャンスを増やしていただければと願っています。

プロフィール

代表取締役

大杉日香理

海外出版の著作もある、累計37万部にのぼるベストセラー作家。子どもの頃から日本史に興味を持ち、全国各地で参拝した神社は、延べ2万社となる。その経験を生かし神社風土史を提唱。

神社で行うアクティブラーニングである『神旅®』は延べ1万名以上を動員。神社風土史を通じて、個人の可能性の発掘と社会での生かし方を伝えている。

天皇陛下の即位関連の儀式と連動した「天皇陛下即位礼正殿の儀特別体験型参拝」を神田明神と共同開催。また船橋市での起業セミナーでも歴史と経営の重要性を講演。衆議院会館にて選挙に勝つ神棚講座も開催し、先人の知恵を独自の視点で伝え続ける。

出版実績 累計37万部
『龍神とつながる強運人生』(ダイヤモンド社)
『「龍使い」になれる本』(サンマーク出版)
寄稿 日経ビジネス ムック、日経ビジネスアソシエ、
歴史人KKベストセラーズ  他多数
講演 神田明神、衆議院議員会館『選挙に勝つ神棚の祀り方』、船橋市『女性起業の可能性について』、株式会社KADOKAWA、株式会社そごう・西武、他多数
実績一覧へ

撮影・動画制作・講師

大杉光輝

幼い頃から母に連れられて神社を巡拝。日本各地の神社や史跡を巡り、自然とその知見を広める。特に悩み多き学生時代、神社の起源や歴史、先人たちの知恵などに触れることで、世界の見え方が大きく変わり、神社に対する関心がますます高まることに。

2018年に株式会社アテア入社。カメラマンとして巡拝や「神旅®」などに同行し、さらに同社のWebや動画制作も担当するなど多様な仕事をこなす。

神社巡りがライフワークになるにつれて、特に惹かれたのが「艦内神社」。戦争に行っていた祖父の体験談や戦時中に九死に一生を得た祖母の話も影響し、軍艦や艦艇の中に設けられている神社の存在に深く興味をもつ。艦と神社の関係性や戦艦の名前の由来など、艦内神社にまつわる事象や先人たちの想いや知恵を多角的に研究。講師として多くの人に伝えている。好きな艦長は則満宰次(のりみつさいじ)少将。