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先日、世界最高峰エベレストへの代理巡拝に行ってまいりました。
思いがけない展開であり、必然でもあったエベレスト。そして、ネパールに行ったことで確信した「地縁ネットワーク」の大きな変化。それに伴う情報空間の設計図の書き換えについてなどを前編と後編に分けてお伝えしたいと思います。
目次
決心すると「場」が用意される
先日、とうとうネパール、そして世界最高峰エベレストの代理巡拝に行ってまいりました。
とうとう、というのも、私は「今世では登拝は絶対にしない」と決めていたからです。
代理巡拝というのは、地縁ネットワークの状況を伺いつつ組み立てていきます。さらに龍神たちのオファーにより思いもよらない方向性になることもしばしば。一度、登拝をしてしまうと、おそらく行きつく先は、エベレスト登山に違いないと思っていました。それはさすがに避けたいところでした。
もちろん、エベレストは地球の地縁ネットワークの最重要の要であるというのは重々承知していました。それでも、やはり……と思い続けているところに来てしまったのです。
「ネパールに行くのですが、ご一緒しませんか」というお誘いが。
龍神たちのオファーというのは、私が必ず承諾するだろうというルートからやってきます。お声がけいただいたのがとある方だったからこそ、私も本腰を入れて考え始めました。エベレストには登山ではなく、遊覧飛行という形で向かうとのことで、ついに私も決断。
そこから出発までは、とんとん拍子に進みました。
当初、ビジネスパーソン向けの弾丸ツアーだったのですが、行程も余裕のあるものになり、いよいよ出発です。
ちょうど雨期に入ったばかりのネパールは、毎日が雨の予報でした。実際、到着の前日までは、かなりの雷雨だったそうです。ところが、到着してみると雨は上がり、晴天の中、最高の景色を味わわせていただきました。
エベレストの遊覧飛行に臨むには、用意された飛行機に乗って「はい、どうぞ」というわけにはいきません。まず、朝一番に雲の上の天気を確認するためのテスト飛行があります。いわゆる天気予報というのは、雲の下のお天気を知らせるもの。
エベレストの頂上という「雲の上」ですから、その都度確認して運航の可否が判断されます。そして、乗客は飛ぶ・飛ばないにかかわらず、朝5時には空港に手続きに行かなければなりません。
この遊覧飛行だけは外せないと予備日も想定していましたが、なんと、私たちが予定していた日は最高のコンディションで飛ぶことができました。前日は運航中止、次の日は飛んだものの、雲がかかって景色が見えずにクレームになるほどでしたので、絶妙なタイミングだったのです。
このように、どんなに迷っていても、しっかり心を決めてしまうと、行程や天候やさまざまなタイミングまでもが最適な状態となりました。
「物事は決めたら動く」、「望む場は必ず用意される」というのをネパールで実感したのでした。
行かなければ気付けなかった地縁ネットワークのとても大きな変化
こうして、地縁ネットワークの重要な要であり、神々の宿る、世界最高峰のエベレスト、ヒマラヤ山脈にご挨拶をすることができました。
しかも空路はただ往復するのではなく、行きと帰りでは違う場所を通るので、あらゆる角度から見ることができました。見下ろすのでも見上げるのでもなく、俯瞰してメタ認知的に眺めるのでもない、まさに目の高さで相対することができたのです。まるで人と人とで目を合わせるような感じです。
本当に最高の状態で代理巡拝を行うことができました。
エベレストを目の前にして実感したのは、地縁ネットワークの流れの大変動が起こっていること。それにより、これまでにも増して、エベレストが重要な地点になっているということです。
風の時代が本格する2027年に向けて、地縁ネットワークが大きく変化しているというのはわかっていました。ところが、思っていたよりもずっと急激に変わってきていることを代理巡拝で実感しました。
例えば、東京駅から新幹線の切符を予約していたのに、羽田空港から飛ばなければ目的地に行けなくなってしまうような変化です。そもそもの乗り物も変われば、スピードも目指せる場所の選択肢も一気に拡大していくようなイメージ。それだけ大きく地球規模で地縁ネットワークのルートが変わってしまうと、代理巡拝のやり方がこれまでとガラリと変わってしまいます。
行く場所はもちろん、そこで発する言霊、そこへ向かう回数、そこでどんな見えない存在にアクセスをするか。
とにかくすべてが変わってきます。
それは、私自身がエベレストに行ったからこそ気が付けたことでした。もし、実際に行っていなければ気付くことができなかったでしょう。
変わることに伴うイニシエーションにより情報空間を書き換え
ネパールから帰国してからは、これからの代理巡拝をどうしていくか試行錯誤が始まりました。地縁ネットワークの大変化のために、この後、計画していた代理巡拝が全部白紙となってしまったからです。
そんな中、私も含めたアテアの社員全員が、体調不良で寝込む事態に。
症状は3人3様でしたが、社員全員が寝込むなどというのは会社始まって以来。これは新しくなった地縁ネットワークに順応するためのイニシエーションとして受けなければならないものだったのです。
完全に風の時代へと流れが切り替わり、これからの私たちは次元が変わるように新しい舞台に立っていきます。その舞台に合わせてこれまでとは全く違う役柄に切り替えていくためには、明確な儀式が必要とされます。それが体調不良という形で現れたわけです。
私の場合は、数年前にも同様の経験をしていました。命の危険を感じるほどの不調の中、自分の内側に向き合って内省をし、情報空間の書き替えを行いました。その時の状況から今回は落ち着いて、まだ奥底に残っていた思い込みなどを手放し、さらにひとつの段階を経た新しい自分にたどり着きました。
私自身にとってもこのためにエベレストには行かなければならなかったのでしょう。
情報空間の中には、自分の想いや情報がレイヤーやマトリョーシカのように何層にも重なっています。自分のその時点での視座から見える範囲で手放せるものは手放し、整理し終えたと思っていても、龍神たちの視座からではまだまだということもあるものです。それは決して悪いことではなく、順当な道筋で進んでいれば、それぞれの方にとって向き合うのにベストなタイミングが訪れます。
ただもちろん、代理巡拝を行うなどにより、皆さまには変化に伴う強烈なイニシエーションが起こらないよう、調節させていただきます。今回アテアの社員が受けたイニシエーションは、皆さまに大きな負荷をかけないために代わりに受けたものと捉えていますのでご安心ください。
前にも後にも、納得のいく必然が重なり、大きな収穫や実感のあったネパール、エベレストへの旅。
後編では、先日「神旅®」で訪れた白山からネパールへと繋がる物語と情報空間との関わりなどをお伝えしたいと思います。楽しみにお待ちください。
大きな変化を遂げた「地縁ネットワーク」とは何かについてはこちらのブログでお伝えしています。
神社・仏閣・聖地を結び付けるエネルギー 地球を循環する「地縁ネットワーク」とは
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