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2023年7月のアテアウェブサイト公開からちょうど1年が経ちました。
コーポレートカラーやアテアのロゴマークも一新し、それに伴い、各サービスのロゴマークも次々と誕生してまいりました。
その中のひとつである「ひかり塾」のロゴマークについて、今回は改めてお伝えしたいと思います。
目次
自分との対話、他者との対話からきらめく人生の光を見出す「ひかり塾」
2022年にスタートした「ひかり塾」もはや6期を数え、この7月からはいよいよ第7期が始まります。アテアのセミナーでは一貫して、神社、日本神話、風土、歴史、見えない世界、心理学、栄養学など角度を変えて、先人の知恵を伝え、それぞれ深く学んでまいります。
それはひとえに、皆さまが望む未来を実現するための力を磨いていただくため。
中でも「ひかり塾」は、学んできた先人の知恵などを実際に活用するため、見えない世界も踏まえた内省の方法を身に付けていく学びの塾です。
この度「ひかり塾」の新しいロゴマークが完成いたしましたので、ご紹介いたします。
鮮やかな黄色のグラデーションをバックに「塾」という文字をベースにデザインされたロゴマーク。
左側のハートで表した口の部分は心であり、そのまま口でもあります。口が表すのは、「ひかり塾」で大切にしている「対話」です。
「対話」には2つの種類があります。
1つは自分との対話。内省という自分の内側、潜在意識との対話です。
もう1つは、他者との対話。一緒に参加している皆さまや私、大杉との対話です。
さまざまなアプローチによる内省を学んでいただくためのセミナーですので、自分との対話はもちろん大切ですが、「ひかり塾」では他者との対話もとても大切にしています。
自分一人だけで、奥深くにある本心に気付いていったり、わかっていると思っていた自分を捉え直したりしていくのは、なかなか難しいものです。
他者との対話やシェアしてくれるものに耳を傾けることで、それまで自覚していた考え方や自分の強み、弱み、癖といったものを、改めて見つめ直し、新たな価値を見出だしていくきっかけができるはずです。
そのように自分の視点や視座を越えた内省を深めていただきたいという想いをハートに込めています。
右側のキラリとした光は、まさしく人生の光です。
人生の光とは未来への希望そのものであり、誰しもが必ず持っている生きる力。
そして、バックのカラーにも秘密があります。
昨年のウェブサイトリニューアルの際に、ビジュアルのキーとなったのがトップページのスライドになっている4枚のイラストでした。そこから発展させてデザインを進めていくうちに、あれよあれよという間にコーポレートカラー、コーポレートロゴも変更することに。まったく思いも寄らない展開でした。
デザイナーの方からご提案いただいた2種類の案のひとつは、現在コーポレートカラーとなっているブルーとグリーンのグラデーション。こちらは大自然やそこを訪れる巡拝を表しています。そして、もうひとつが赤とオレンジのグラデーションでした。赤の色合いが参加する皆さまの情熱や神様からの熱意を表していると感じ、「神旅®」のロゴのカラーとなりました。
この度「ひかり塾」のロゴを考えていただくにあたり、人生の光はもうすでに皆さんの中にあり、それに気付くための内省というコンセプトをイラストのカラーに当てていくとピタリと黄色のグラデーションに決まったのです。
そもそも、ウェブサイトのリニューアル作業に入ったときには、コーポレートカラーの変更や各サービスのロゴマークの作成など想定していなかったのに、4枚のイラストに導かれていったのはとても不思議なことでした。これも必然だったのでしょうか。
人生の光とは誰もが持っている生きるための力
ロゴマークに描かれている人生の光。アテアでは、人間の本質には陰陽があり、さまざまな要素から成り立っていると考えています。
いわゆる性善説と性悪説、両方が内在しているということ。それが複雑に混じり合ってその時々でどのような割合で出てくるかなのです。
例えば、社内で経理を担当する人が横領をしてしまうといったことがあったとします。
もちろん、横領した本人が悪いのは事実ですが、そこに至るまでには何らかの事情があるはずです。生活が苦しい、家族が大きな病気にかかってお金がかかるなど。追い詰められた状況で目の前に自分が動かすことができる大金があったとしたら……。魔が差してしまうかもしれません。
しかし、そんな人でも根っから人のものを盗もう、横領しようと考えながら勤務をしているわけではないでしょう。人間なら誰しも状況により理性で抑えられず悪いと思っている行動を起こしてしまうことがあるのです。
一方で、逆もあります。
人間は生きる希望、未来に対する希望さえ持ち続ければ、いつでも何とかしていける。自分が望んだ状況を完璧に達成できるまでいかなくても、諦めないことが大事なのだということ。
学生時代に読んだフランクルの「夜と霧」から、私はそんなメッセージを受け止めました。
日本の教育では、どちらかというと自分を制限していくような考え方を持つ傾向になりがちな気がします。「自分はダメなんだ」と自己卑下に傾いている方が多いように思います。
しかし、本当にそうでしょうか。
あなたが自分自身で否定している部分は、本当に否定するようなものでしょうか。
「ひかり塾」では、これまでの角度とは異なる新しい視点から自分自身を見つめ直して、価値がないと思い込んでいたものの価値を再発見していただきたいと考えています。それこそが人生の光であり、ご自身が望む未来を生きる力なのです。
今、光も何もないという状況であったとしても、捉え方を変えるだけで、光だらけでまぶしいくらいになるはずです。
自分の資質を捉え直すことで目に映るものががらりと変わる
これまで6期行ってきた「ひかり塾」ですが、受講の前後での変化を記録していただいています。
そうすると、ご自身の変化が可視化されてきます。
最近伺ったお話です。
長年続けているお仕事が好きで、お客さまのためにとがんばってきたという方。もっと人の役に立つスキルを磨きたい、そのために自分も成長したいと「ひかり塾」を受講してくださいました。
その方が、突然転勤が決まったそうです。ところが、その転勤先には以前、意見の相違で対立した同僚がいました。また同じような状況になるのかと、せっかくの新天地でどんよりした気持ちになったのだそう。
そんな中、転勤前から受講していた「ひかり塾」であらゆる角度から内省を行っていくうちにふと気が付いたのは、「今の自分は何年前かの自分ではないのだ」ということ。同様に、相手の同僚もきっと変化、成長をしているはずだと。
過去の関係性にこだわるのはやめようと決め、冷静に職場全体を見てみると、自分が仕事を進める上で理想とする状態になっていることに気付いたそうです。
転勤してきた当初と、状況は変わっていません。ところが最初は過去の嫌なことを重ねて見ていたために良くない職場に来てしまったと感じていたのが、見方が変わっただけで理想の職場であると捉えられるようになったわけです。
その後は水を得た魚のように仕事がはかどり、関係性の悪かった同僚とも問題なく接しているそうです。
自分の資質を内省により見つめることができたからこそ、他者との関わりを変化させることができ、今置かれている状況も捉え直すことができたということです。
いきなり、100%望んだ状況を手に入れることは難しいかもしれません。ですが、自分の中にまだ眠っている材料になるものを一つひとつ再発見すること。その積み重ねが、望む未来を実現するための一歩になります。それこそが人生の光を手に入れることです。
「ひかり塾」は第7期がスタートしたばかり。次回の要項が決まりましたらお知らせいたしますので、それまでお待ちください。
ご一緒にあなたの望む未来に必要な人生の光を手に入れてまいりましょう。
「ひかり塾」などアテアのセミナーに関する疑問にはこちらのブログでお答えしています。
「難しくてついていけないかも」「どんな服装で参加したら」……アテアのセミナーへの疑問お答えします
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