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先日、「八百万の神様カード」の3刷決定のお知らせが届きました。私にとって「龍神カード」と並んで大切なカードを多くの皆さんに手に取っていただけるのは本当にうれしいことです。
今回は、「八百万の神様カード」はどのように生まれたか、どのように活用していただくと良いのかなどをお伝えしたいと思います。
小さい頃から温めていたアイデアが形に
私は幼稚園くらいの頃から、カードは潜在意識を引き出すための有効なツールであると考えていました。自分の内面と向き合い、自分は本当にはどうしたいのか、それは今で良いのかなどと意思決定するプロセスをサポートしてもらえるアイテムとして最適だと考えていたのです。
その当時は、そのようなタイプのカードといえば、タロットカードくらいしかありませんでした。タロットカードはいろいろな組み合わせもでき、汎用性は高いもの。ですが、キリスト教の概念を知り、その知識を覚えていかないとなかなか扱えません。もっとシンプルで自分に合ったものをと、自作のカードを作って使っていたこともあります。
ですから、神社で五感を活性化させながら内省をするように、神社に行けなくても同様のイメージで内省をするためのアイテムをつくりたいとずっと考えていました。
自分と向き合うとひと口にいっても、さまざまなシチュエーションがあることでしょう。
言葉にできないモヤモヤ、ちょっとしたきっかけがほしい、背中を押してほしいといった感覚的なもの。転職をした方がいいのか、引っ越しをした方がいいのかなどの具体的なもの。そのような意思決定をするのさえ辛いというときもあるでしょう。自分と向き合うのにも、タイミングや度合いなど適切な向き合い方があるものです。カードであれば、直接自分と対峙するのではなく、潜在意識を映し出す鏡のような存在になってくれるはずです。
もし自分がつくるならこんな風にと長年アイデアを考えながらまとめていました。その数は100種類くらいまでにも。
そんなときに、日本古来の自然を表したカードをつくりたいという企画を進めていた河出書房新社さんから、お声が掛かったのです。
そこで、その100種類のアイデアを絞り込み33枚のカードとして完成させたのが「八百万の神様カード」でした。
情報空間が何層にも重なるカード
「八百万の神様カード」は、文字通り八百万の神様を松尾たいこさんのイラストで表現していただきました。神様といっても擬人化するのではなく、日本古来の自然を映し出したカードをというのが当初からの方針。「八百万の神様」は、そもそもあらゆる物に神様が宿っているという考えです。ですから、全33枚の中には、山や動物、駅などの場所、櫛といった身近な道具と、多様なカードでまとめられています。
カードのデザインを決めるに当たっては、私が代理巡拝で訪れた場所の写真やそのとき受け取ったイメージなどの要素をいくつも混ぜたものを1枚1枚に集積していきました。それらの情報を松尾さんが丁寧にレイヤーを重ねるように美しいイラストにしてくださったのです。「八百万の神様カード」は、そのような表現を可能にする松尾さんのお力あってのものだといえます。
では、なぜ1つの場所や物だけをカードに収めなかったのか? それは、1つだけの情報空間がカードに固定されるのを避けるためです。というのも、そのような形になると、その情報空間と合わない状況の人にはそのカードが出てこないという現象が起こるのです。
いくつもの情報空間が重なるようにとつくったものでも、不思議なことに、ひとつの案件で悩んでいるときには、何度シャッフルしても同じカードしか出てこないのです。しまいには、シャッフルの最中に、ポンッと飛び出してしまったカードまで同じということも。これは視野が固定されてしまっているからこそ起こること。潜在意識が同じところでグルグル回っている状態なので、視野が変わらない限り状況が変わらないということなのです。ところが、自分の視野が変化して、見方や感覚が変わった途端に、出てくるカードが様変わりするということもしばしば。
このように、自分の潜在意識のすごさを知り、信じていくための定性的なものとしてもこのカードは使っていただけるものとなっています。
手を動かしてワクワクする内省を
セミナーなどで内省の大切さをお伝えしていますが、「内省は難しい」というお声をよくいただきます。本当の意味で内省は決して難しいものではありません。ただ、やはりそのような思い込みに捉われてしまうと、なかなか抜け出せないのもわかります。
内省の仕方はひとつではありません。むしろ、さまざまな方法を覚えていただき、ご自身のコンディションに合わせて行っていただくのが良いのです。「八百万の神様カード」は、楽しく内省を行っていただき、「内省は難しい」という思い込みを払拭するには最適なアイテムです。
カラフルなイラストを見ながら、手を動かすというのが良いのです。「八百万の神様カード」に触れながら自分の内面をワクワクしながらのぞいてみてください。カードにはブックレットが付属していますので、基本的な使い方やカードの読み取り方はそれを読みながらできるようになっています。
ただ、せっかくなので、さらに自分の潜在意識と深く繋がってみたい、八百万の神様のことをもっと知りたいという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方向けに、「八百万の神様カード」の活用方法をお伝えする動画セミナーをリリースいたしました。
こちらでは、ブックレットに書ききれなかった「八百万の神様カード」の扱い方や読み解き方を説明いたします。また、関連する神社参拝についてもお伝えいたします。
同じカードからであっても読み取れることは人によって千差万別。潜在意識からの適切な反応を得るためには良質な問いが必要となってきます。そこで、どのような問いかけをすると良いかのコツを解説していきます。
もっと「八百万の神様カード」の効果を引き出すために、ご覧ください。
眺めているだけでも美しい「八百万の神様カード」ですが、毎日を心地良く過ごすためにも、ぜひお気軽にご活用ください。
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