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なぜゲーマーが経営について考察することが可能なのか~経営心理をゲームから読み解く試み~エピソード0

2024年09月08日

こちらのブログで艦内神社について執筆しているアテアの社員であり、私の次男である大杉光輝は、生粋のゲーマーでもあります。

【光輝ブログ】皆さん初めまして 艦内神社を探求する大杉光輝です!

この度、新たに「経営心理をゲームから読み解く試み」と題したブログを光輝が担当いたします。

なぜ、「ゲーマーが経営?」と疑問を持たれる皆さまもいらっしゃるかもしれません。

そこで、今回は「エピソード0」として、このシリーズを立ち上げたきっかけを、艦内神社の慰霊をアテアが始めることになった経緯なども含めて、大杉日香理がお伝えいたします。

代理巡拝の行き先やルートを検討するうちに

なにせ、光輝のゲーム好きは筋金入りです。

オンラインの対戦ゲームから育成シミュレーションゲーム、リアルで対戦するカードゲームまで、いろいろなジャンルのゲームをプレーしているようです。

出張先までずっしりと重いカードケースを持ち歩き、その日の業務が終わると、おもむろにカードを取り出し、シミュレーションを繰り返しています。新たなカードが発売されるとなると、発売前からコピーして自作した仮のカードを使ってテストプレーしているほど。とにかくゲームにかける時間と情熱が半端ではありません。

幼い頃からゲームに夢中になる姿は見てきましたから、「光輝はゲームが好きなんだな」という認識でしたが、そのゲームに対する向き合い方が仕事への姿勢に通じていると感じるようになったのは、スタッフとしてアテアで働くようになり、何年かしてからのことです。

スタッフとして代理巡拝のサポートをまかせ始めた頃は、私がすべてを決定し、同行してもらうという形でした。

ところが、回数を重ね、光輝が代理巡拝の意味や意義を理解し、業務上の事からたわいない話、ゲームの話などをいろいろするうちに、彼の意見も加味して代理巡拝のルートを決めるようになっていきました。

代理巡拝の場所やルートの決定方法というのは、さまざまな形で張り巡らされた地縁ネットワークを鑑みた上で、情報を集め、観察をして実際に試してみたら状況が動くのかどうか、動くとしたらどのように動いていくのかといったシミュレーションを繰り返し、判断をしていきます。もちろん龍神たちの声に耳を傾けますが、出来合いの流れにただ乗っているわけではなく、大事なのはシミュレーションと判断です。

光輝からゲームの話を聞いていると、代理巡拝先を決める際の考え方の手順と彼のゲームに対する取り組み方に共通点があることに気付いたのです。神社に対する知識や考え方もしっかりと身についてきた上に、ゲームで培った判断のポイントが信用に足るということで、アテアとして光輝に代理巡拝に対する意見を求めるようになりました。

そして、この判断のポイントというのは、ビジネスを進める上でも役に立つ視点であると感じました。
そこで、今回の新連載を始めることにしたのです。

アテアが艦内神社の慰霊を始めたきっかけも

実は、アテアで艦内神社の慰霊のための代理巡拝を始めるきっかけも光輝の申し出からでした。

艦内神社の繋がりも地縁ネットワークのひとつです。
軍艦にはネームシップと言って、同じ型の最初に作られた艦があります。そこから二号艦、三号艦……と続いていきます。それぞれに艦内神社がお祀りされていますので、これらの繋がりがすべて地縁ネットワークとして成立しているのです。ですから、ネームシップの艦内神社をお参りすると、そこから続く地縁ネットワークへ祈りというエネルギーを通すことができます。

艦内神社に対する慰霊や祈りが少ないと、地縁ネットワークとしての川筋があったとしても、水の量が足りないようなもの。どんどん干上がってしまいます。すると、その艦に関わって亡くなった先人たちはもちろん、一緒に眠っている神様にもエネルギーが行き渡らないため、どんどんパワーが落ちていきます。

艦内神社の慰霊も行いたいと常々思っていましたが、なにぶん艦内神社に関しては非常に情報も少なく、私にはまだ難しいと思っていました。

そこに光輝が艦内神社である京都の由良神社に行ってみたいと言い出したのです。

そもそも、艦内神社についてひと言も話したことがありませんでしたので、本当に驚きました。
光輝が艦内神社に興味を持つようになったのは「艦隊これくしょん‐艦これ‐」というゲームからとのこと。その場で詳しく教えてもらいました。その時点で、彼は艦内神社についてかなり調べていました。

そうして、由良神社に訪れましたが、目的の碑がどこにも見つかりません。必ずあるはずと、背丈を越える木をかき分けてのぞいたところに石碑があり、お祈りすることができました。

そこから、艦内神社の地縁ネットワークが開けていったのです。

観察と検証と内省と。ゲームと経営判断の共通点を探る

艦内神社の地縁ネットワークは艦同士の繋がりの他、旧日本海軍の鎮守府として軍港を置かれた横須賀、呉、佐世保、舞鶴や青森の大湊警備腑も大きなポイントとなります。

ですが、今のところ艦内神社の慰霊として行けたのは、呉と佐世保だけです。この他にも、どんなに計画を立ててもさまざまなアクシデントなどにより、行けない艦内神社があります。

このようなところも地縁ネットワークの不思議なところです。訪れるタイミングや順序などが絶妙に関わってくるからです。
先日の白山からエベレストにかけての代理巡拝により、地縁ネットワークの大規模な変化があり、少しずつ動き出しているようなので、慰霊に伺える日も近そうです。

といった、ここしばらくのような地縁ネットワークや運気の大幅な動きにも対応しながら、「神様にごあいさつに行く」という戦略を日々練っているのが、現在の光輝の役割です。ここでの判断により、クライアントの皆さまの後押しや現実がどう変わるかが決まるため重要です。ひとつ判断を間違うと、皆さまの時間とお金と労力を無駄にしてしまうわけですから。

その判断の精度を日々上げてきている彼のゲームへの取り組みと経営判断の共通点をお伝えしていくのが次回から始まる「経営心理をゲームから読み解く試み」のシリーズです。

彼自身は経営者としての経験はありませんが、ひとつの考え方として参考になる点はあるはずです。
ぜひ、楽しみにお待ちください。

光輝のアテアでの役割についてはこちらのブログをご覧ください。
【光輝ブログ】テクニカルに代理巡拝。より良いサービスをお届けするためのアテアにおける私の役割

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人生はフルマラソン。経営はその一区間です。長距離だからこそ、適切な緩急が大切ですね。X(Twitter)でも歴史、神社、史跡を題材に経営力を高めるためのヒントをつぶやいています。

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