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【2024年版】大杉日香理流・手帳術~手帳は共に歩むパートナー~ 

2023年09月28日

早いもので、もう来年2024年の手帳が店頭に並び始めました。新しい手帳を見ていると、「来年はどんな年になるだろう」と、ワクワクしてきますね。

昨年、手帳の活用方法をお伝えしましたが、今年もおすすめしたい手帳の選び方や利用の仕方があります。私自身の手帳にまつわる話も交えながらお伝えいたします。

2023年の手帳を9月に購入するという珍事

私は普段、スケジュール管理をする手帳はデジタルにしています。2013年に完全にデジタル移行して以来、Jカレンダーというアプリを利用しています。使いやすさはもちろんですが、私が求めていた機能がきちんと搭載されているのがこのアプリの気に入っているところ。まず、二十四節気と新月・満月の表記が入っています。そして、月曜始まり。スマートフォンのアプリは、いつでもどこでも気付いたときに、スケジュールのチェックや更新ができるのが便利。デジタルに切り替えて以降はずっとこのアプリを愛用し続けてきました。

しかし、つい最近、なんと紙の手帳が復活。スケジュール管理などは変わらず、Jカレンダーを利用していますが、記録用として紙の手帳を併用するようになったのです。

来年2024年は目まぐるしいほどたくさんのことが巻き起こる年です。そこで、内省記録をするために、紙の手帳を使おうと考えたのです。内省記録、というと少々大げさに聞こえるかもしれませんが、ごく気軽な記録です。おそらく、さまざまなことが起こるはずなので、まめに記録しておかないと大事なことも見逃してしまいそうな気がしました。

そこで、来年の手帳をと探し始めたところ、「私にはこれしかない!」と思えるほど心の動く手帳が見つかりました。ところが、その手帳は1月始まりだったのです。9月に入り、すでに来年の運気が流れ込んできているので、今すぐ記録を始めたいのに……ということで、再び探したところ、同じ手帳の2023年版の在庫がまだありました。早速購入して、9月の半ばから記録し始めています。

それにしても、9月にもなってその年の手帳を買うなんて初めてのこと。このような巡り合わせもあるものなのですね。

新しい手帳はしっくりと手になじむものを

さて、来年2024年の手帳の選び方です。

まずは、触ってみて手なじみが良いものを選んでください。手に取ったときの皮膚感覚の良さを大切にしていただきたいのです。もちろん、手帳ですから、高い機能性は必要です。けれども、今年は特に、毎日触れたときに気持ちが動くだろうと思えるものを選んでみましょう。

「心地良い」、「穏やかになる」、「安心する」といった静の気持ち。あるいは、「今日もやるぞ」、「明るい未来を感じる」など活発で動的なものでも良いです。とにかく、どんな形であっても気持ちを動かしてくれる手帳を選びましょう。どうしても機能優先にと考えたとしても、何も動じない、無難なものは避けていただきたいと思います。

私も今回、紙の手帳をしばらくぶりに選んでみて、テンションが上がる、上がらないを意識するのは大切だなと感じました。無理に上げる必要はありませんが、どう自分の感情が動くのかを意識するだけで自分の状況がわかりやすくなります。


せっかく選んだ手帳であっても、開いてみてなかなか言葉が出てこないようなときは、やはり疲れていたり、頭がぼんやり集中できなかったりしているもの。そのように今の自分を知ることができるのです。そのためにも手帳を選ぶのは、できるだけ調子が良いときにしてみてください。

自分のこだわりポイントを見極める

そして、もう一点は、何かひとつこだわりを持って選ぶこと。

色なのか大きさなのか。もちろんこれだけは外せないという機能ということもあるでしょう。毎日のページに書かれた「今日のひと言」が心に響く。あるいは、しおりが2本付いているといったこともポイントになるかもしれませんね。

手帳にこだわりを持つ方は本当に多いと思います。私も一時期は1年に手帳を7冊も買い替えたことがあります。結局、7冊目は自作してしまいました。皆さんはどのようなところにこだわるのでしょうか。

新しい手帳を選ぶ際はもちろんですが、長年、同じタイプの手帳を使っている方も、改めて、その手帳にこだわるポイントを自覚してみていただきたいのです。何年も変わらず使い続けるくらいですから、もしかしたらひとつといわず、いくつも気に入っているところが挙がるかもしれませんね。そうであればベスト3くらいを押えておきましょう。

手帳はその年を伴走する大切なパートナーです。新品のときには中身も情報も真っ新な状態ですが、このような認識で使い続けることで、皆さんにとって必要な情報空間を宿していき、共に未来を創っていくアイテムとなるはずです。

2024年、新しい手帳で何をしたらいいか

新しい手帳を手に入れて、2024年にしていただきたいのはご自身の記録をつけることです。内省記録とまでいかなくても大丈夫。日々どんなことでテンションが上がったか。反対に、こんなことで気が削がれてしょんぼりしてしまったということ。それらを毎日でなくてもいいので、気付いたときにメモ程度で記録してみてください。本当に些細なことで良いのです。

例えば、そんなに期待せずに手に入れたコンビニスイーツが、想像以上においしくてうれしかった。とっても良いことがあって、それをパートナーに報告したのに、思ったように共感してくれなかったなど。日常で見過ごしてしまいそうな、ちょっとした自分の反応を記録していき、それらが蓄積していくと、自分の感情の動きを把握しやすくなっていきます

意識して記録していくと、こんな想定外のことで自分はテンションが上がるのか。逆に年の初めにはテンションを上げてくれたことが、だんだんそんなに心を動かさなくなっている……など、ご自身の変化にも気付けるのです。そこから、テンションを上げるための状況を意図的につくることも可能になります。自分の「取り扱い説明書」の一部をつくるようなイメージでしょうか。

手元に手帳がなかったら、スマホなどにメモしておいて、まとめて記録するのでもいいでしょう。義務として気負わずに試してみてください。

新しい年の新しい手帳は、来る年への期待を加速させますよね。そんな気持ちも大切ですが、コツコツと地道に自分を知るきっかけとしても、ぜひ利用していきましょう。

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