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ビジネスや日常で視座を上げる必要性とは?

2023年06月18日

変化に富んだこの時代、ビジネスシーンにおいても日常生活の中でも、視座を高める必要性が強くなってきています。

視座を高めることによりどのような効果が期待できるのか? おすすめの本とともにお伝えいたします。

視座・視点・視野の違いとは?

視座の高さといっても、日常ではなかなか意識することはないかもしれません。そもそも、視座とはどのようなものでしょう。

東京スカイツリーをイメージしてみてください。スカイツリーの1階と30階からでは見える物や景色がはるかに違いますよね。それと同様に視座とは自分が物事を捉える立ち位置が上がったり下がったりすること。それにより認識できる物事が大きく変化していくのです。

似た言葉に視点や視野があります。視点というのは、どの立ち位置の場合においても、自分がどこに焦点を当てているのか。右を向いているのか左なのか、あるいは真正面か。はたまた、上か下か。さらにそれがどの範囲にまでを及んでいるのかというのが視野です。

視座は高ければ良くて、低いからダメというわけでは決してありません。スカイツリーに例えれば、自分が今、どの階にいるかを意識するのが大切なのです。高い視座を持てば自ずと、低いところから高いところまで大きな幅で視座を上げ下げできますよね。そこで、神旅®などでは視座を上げていきましょうとお伝えするわけです。

そして、この視座の高さ、低さは抽象と具体という言葉に置き換えることもできます。

視座を意識するために必読の2冊

視座の高さ、低さについてより深く理解するために、おすすめなのが次の2冊の本です。

いずれも、細谷 功さん著の

見えないものを見る「抽象の目」 「具体の谷」からの脱出

具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ

です。

1冊目は新書、2冊目は少し大きめの判で、猫の4コマ漫画による説明があり、いずれも読みやすい本です。

視座が高いのが抽象、低いのが具体であり、それぞれどのような状態なのかがわかりやすく解説されています。

視座が高ければ広く大きく物事を把握できますが、その分ぼやけてしまう部分も出てきます。一方、視座が低ければフォーカスを絞って、細密にものを見ることができます。物事の解像度を高く捉えられるわけです。私がお伝えしたいそういった考え方を理解するには最適な2冊ですので、どのような立場の方にもぜひ一度、読んでいただきたいのです。

高い視座と低い視座、両方があってこそ

では、高い視座、抽象的に捉えることによって何が得られるのでしょう。

視座が高いということは物事を俯瞰して見るということです。

低くからではビルを見上げるばかりで、そのビルの先に何があるのかはわかりません。ところが高くから見晴らせば、どの辺りにビルが多くて、どこを川が流れ、橋によってどこが繋がっているのかなどが一目瞭然です。

これと同じで大抵の問題は、俯瞰することにより、解決のヒントが見えやすくなります。別々の問題と捉えていたものが重なっていた。逆に、一緒だと思っていたことが、全く異なるものだったなど、上から見るとわかってくるのです。そこさえわかれば、本当の論点がどこかがはっきりし、解決に導くのはそう難しくないはずです。

また、高い視座は長期計画を立てるのに適しています。目先のことしか見えずにいては、3年先、5年先を見通すのは困難でしょう。見えない未来までを予測しながら、展開していくためには大きく広く俯瞰するのが重要。

全体を見渡し、どの道を通るのか。電車は使うのか、どの橋を渡ったらよいのかを検討するように考えれば、未来へのルートは決定しやすいはずです。

対して、低い視座からだと、物事が近く、具体的かつ細やかに見えるという点があります。解像度の高いはっきりとしたものから、今、目の前のことを決定するにはいいでしょう。短期計画には適しているということです。

バランスを取るためにも必要な視座の上げ下げ

視座の高低、抽象と具体はバランスが大切です。

特に、物事を良い悪い、正しい正しくないといった二元論的に考えてしまうパターンに陥りやすい方にはこのバランスを意識するのをおすすめします。「今の自分の視座はどこにあるのだろう、スカイツリーなら何階にいる?」と、常に考えてみるのです。

そうして、計画を立てたり、コミュニケーションを取ってみたりしてみましょう。視座を意識することにより、状況把握をしやすくなるはずです。

また、経営者や営業として企業をまわられる方。あるいは、「何かを伝えること」をなさる方にも、場や相手に応じた視座の上げ下げは必須です。経営者は基本的に視座が高い方ばかりかと思います。それは、もちろん素晴らしいことです。ただ、相手に視座を合わせて立つことにで、よりわかりやすい伝達に繋がります。


例えば、「あのビルの窓がきれいですね」と屋上に立ったまま1階にいる相手に言ったとしても、きれいさは伝わらないでしょう。同じ目線に立って伝えることで同じ想いを共有することができるのです。

自分が今、どの視座に立っているのか。意識しなければ、最初はなかなかつかみにくいかもしれません。神旅®やひかり塾では、視座を高めることに着目したワークも行っています。

今回ご紹介した本をご覧になるとともに、より実践的に身につけるためにもぜひご参加いただければと思います。

【関連記事】経営課題を解決する方法は「視点」を増やすこと

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