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改めて感じた「神社」と「土地」との繋がり

2023年02月05日

神社風土史をひもといたり、神旅®経営者版の舞台としたりする大切な要である神社。今回は、近頃、私が改めて感じた「神社」と「土地」との繋がりについてお話します。

聖地から町へ。訪れる場所の移り変わり

これまでも神社は神様に参拝する場であると同時に、自力を高めるための内省の場所であるとお伝えしてきました。また、先人の知恵が蓄積された文書化されていない「図書館」の役割も持ちます。

【関連記事】自力を生かすための神社との向き合い方

私は、皆さんと神社をお繋ぎしたり、神社風土史をお伝えしたりするため、数多くの神社や聖地とされる場所を巡拝しています。これまで、延べ2万社の神社を訪れましたが、巡拝の傾向に変化が現れてきたのです。

これまでは、人気の少ない大自然があふれる場所へと足が向いていました。ところが、昨年3月、巡拝のために向かった博多でのことです。この時、私が巡ったのは博多近郊の駅から駅へ。巡拝の場所が「人の住む町」へと変わっていったのです。

朝から晩までどれだけ歩いたことかわかりません。たくさんの人の間を縫い、夜の繁華街をドキドキしながら抜け、ビルの上の階まで上がり……と、導かれるままに歩き続けました。そして、歩きながら「町の巡拝」の意味やさまざまなことに思いを巡らす内省をしました。

そうして、改めてある繋がりが浮かんできたのです。

「社殿」や「境内」だけが神社ではない?

そもそも、神社と聞いて思い浮かべるのはどのような姿ですか?鳥居や社殿をイメージされる方が多いのではないでしょうか。もちろん、社殿には神様がお祀りされていますが、本来の神社というのはその土地そのものといってよいものです。

明治時代の初期頃の写真には、鳥居と深く社叢(しゃそう・神社の森)だけが広がっている様子が残されています。そんな写真からも、神社が建物だけを示すのではなく、広い境内や鎮守の森全体という土地であると考えられるわけです。さらに、そこから連なる場所で人々は生業に励み、暮らしていました。

そして、日々の営みの中で、ふと自分たちの内側を見つめたい、気持ちを切り替えたい時にはその森の中に入っていきます。ひたすら気持ちを浄化する人、自分のブレをなくし、次はどこに焦点を当てていけばよいかと考える人……と、神社という場は活用されていたのではないかと思います。

神社と町と人の暮らし、全ては「地続き」で繋がっているのです。

土地は地球の皮膚

町を歩く足元はアスファルトに覆いつくされていますが、その下には土があります。海も水の下には地面があります。それら全ては土地です。地球を一つの体と考えると土地は地球の皮膚であり、全部繋がっているわけです。国境や領土という区切りは人間が考えているだけのもの。そんな土地の上で、はるか昔から変わらず、私たちは生業を持ち、日々を懸命に生きてきたのです。町を巡りながら内省をするうちに、このようなことが次々に浮かんできました。

神旅®経営者版をはじめとする、神社などを舞台とし五感を使ったアクティブラーニングでは、自力を磨くためのお手伝いをいたします。神社はどちらかと言えば非日常の場所。対して、町は現実世界です。

しかし、この二つは決して隔たりのあるものではありません。神社と日常はひと連なりのものであり、神社という土地の力を借りて得た気づきや自分の中に眠る力を町という日常にしっかり持ち帰り発揮してこそ本当に自分のものとなります。

「町を巡拝」することにより、改めて、そう強く確信しました。

経営やビジネスに長く携わる中で感じる頭打ち感、さらにもう一歩の踏み出し方に決めあぐねているといった時。神旅®経営者版ではお一人おひとりに合わせた形で、新たな視点を手にするきっかけづくりをお手伝いいたします。

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