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「戦略的ゆとり」を経営に取り入れるために

2022年10月02日

時代の移り変わりとともに経営のあり方も刻一刻と変化していきます。
その時々の流れに沿った方法でいかにして乗り切っていくかは、経営者の手腕にかかってくるもの。

今回は、アテアがおすすめする、これからの時代をしなやかに生き抜くための考え方をお伝えします。

価値観の変化を実感する時代

ここ3年で、社会全体の価値観の変化を肌で感じてらっしゃる方は多いかと思います。生活リズムや大切にしたいものの価値基準が変わっていくのを目の当たりにすることもしばしばでしょう。
その渦中で変化に対してどのように対応していったらよいのか。
まだ具体的にどうしたよいかはつかめなくとも、以前と同じ経営では太刀打ちできなくなるのではと危惧されるのも当然のこと。

このような動きは、もちろん、新型コロナウイルスの流行も大きく原因していますが、2020年12月に始まったと言われる「風の時代」の影響も少なからずあります。

前回の「風の時代」はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 の舞台となった鎌倉時代。日本初の武家政権が発足したり、仏教思想が民衆にも広まったりといったパイオニア的時代です。その頃と同じく、現在も考え方や思想が大きく変わる時期に差しかかっているというわけです。

これまでの社会では、目に見えてわかりやすい実績が重視されてきました。右肩上がりの経済成長や物質的な豊かさが主な価値基準だったとも言えるでしょう。

ただ、これからを生き抜くためには、それだけではない、別の視点で捉えた価値観も必要となってくるということです。

【関連記事】鎌倉時代は「風の時代」だった!歴史に学ぶ風の時代の生き方

長期的視点と目には見えない心の成長

新型コロナウイルスの猛威による生活様式の大きな変化とともに、ウクライナとロシアの戦争や国内の不安定な情勢とネガティブな出来事も次々と起きている今。
あまり好ましいとは言えない状況が目に付くような変化の真っただ中と感じるかもしれません。

不具合があればあまりそれには向き合いたくないのが人間の心理。「とにかく早く解決してスッキリとしたい」と思ってしまうのは当然のことです。しかし、「蚊に刺されたから薬を塗っておしまい」といったような、すぐに対応すれば解決する問題ばかりではないのが現実です。

本来、変化とは起きてすぐに終息するというものではありません。ある程度の移行期間をかけて徐々に次の状況へと移り変わり落ち着きどころが見えてくるもの。

このような変化の仕方に順応するためには長期的な視点で物事を捉えられるようになっておくことが大きなポイントとなります。

そして、長いスパンの変化に耐えられるような心のタフさも求められます。それはいつでも全力で重量挙げをするように力を出し切るものではありません。時には力を抜く日がありつつも、目には見えないけれどじわじわと伸び続ける……右肩上がりの急成長とはいかなくとも、これからの理想の成長の姿はこのようなものではないかと考えています。

「戦略的ゆとり」という考え方

長期的視点とともにある緩やかな成長をイメージすると浮かんでくるのがマラソンです。

マラソンは42.195キロ、常に同じスピードで走っているわけではありませんよね。完走するためにはエネルギーの配分が必要ですし、ここぞという勝負どころでグンと力を出せなければなりません。
長期的視点によりゴールまでの自分を見つめ、戦略的に緩急をつけているもの。

経営においてもこのような視点で考えてみましょう。
長い会社経営という道のりに緩急をつけて力強く乗り切るために「戦略的ゆとり」を取り入れるのです。

営業成績をここで上げたい、イノベーションのアイデアを出したい、人事のマネジメントの良策を立てたい……どんなことでも24時間途切れなくベストパフォーマンスを出していくことは不可能でしょう。
しっかりと休める時は休んで、ゆとりを持たせる。それは、会社としても個人的にも同様です。そして、ここぞという時にパワー全開でベストパフォーマンスを発揮してください。

戦略的に休みを取る、ゆとりを作るというのは言い方を変えると適切にエネルギーチャージをする、あるいはエネルギーを枯渇させないための方策なのです。

歴史・神社風土史に触れて「戦略的ゆとり」を取り入れて

とはいえ、これまで会社のためにと猛烈に働き続けてきた方々にとって、休む、立ち止まるというのは恐怖にさえ感じてしまうかもしれません。これからの働き方には「戦略的ゆとり」を持つことが効果的ですとお伝えしたとしても思考をいきなり切り替えるのは難しいことでしょう。

そこで、アテアがおすすめしているのが、歴史や神社風土史に触れることなのです。

普段の自分の時間軸ではなく、現代に連なるまでの長い長い時間軸に身を置いて味わってみましょう。悠久の時代に想いを向ければ向けるほど時間感覚が長期視点になっていくはずです。長い時間を俯瞰する感覚を捉えられれば、急ぐばかりだけでは成果は得られない、緩急をつけることは無駄足ではなく大切なことなのだと腑に落ちるでしょう。

そのためのお手伝いをアテアでは、神旅®神社風土史各種セミナー 、ひかり塾などにより行っております。

「戦略的ゆとり」はこれからの持続可能な経営には有効な考え方です。長期的視点とゆとり、そこから得られるタフさをもって、変化に富んだ新しい時代をご一緒にしなやかに乗り切っていきましょう。

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人生はフルマラソン。経営はその一区間です。長距離だからこそ、適切な緩急が大切ですね。Twitterでも歴史、神社、史跡を題材に経営力を高めるためのヒントをつぶやいています。

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