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激しく揺れる時代だからこそ心掛けたい「戦略的ゆとり」と「心の筋トレ」

2024年10月06日

秋分も過ぎて、いよいよ秋の気配も感じられてきたこの頃。
まだ10月とはいえ、実はすでに来年2025年の運気が流れ込んできています。このように、急激に運気が動き出しているからこそ、これからはそれに則った心の準備が求められてきます。

今回も引き続き「心の筋トレ」に関するトピック、特に「戦略的ゆとり」について考えていきましょう。

前回のブログはこちら
決断を急がず「保留力」で心の筋トレを。目には見えない心をしなやかに鍛える

「疲れたから休む」ではなく「疲れる前に休む」へ

風の時代の運気が満ちる2027年に向け、これからは本当に驚くほどに動きが激しくなっていきます。
その動きはもう始まっており、秋分を過ぎ、2025年の運気がすでに流れ込んできています。
それもこれまでのようにじわじわと移行しているのではなく、まるで滝の流れのように一気に流し込まれるのです。

2025年の運気はそもそも、激しい動きを伴うものです。特に環境要因など自分でコントロールできない部分で勢いが止まらず、少し緩めたいと思っても、ビッグウェーブに強制的に乗せられて休む間もないような状態となるでしょう。

だからこそ、「心の筋トレ」でタフさを身に付けることが重要となり、と同時にその合間の休息をしっかり取ることも必須となります。そして、その休息はただの休みではなく「戦略的ゆとり」と捉えていきましょう。

ぐったりと疲弊して、致し方なく休むのではなく、疲れる前に自分の意思の下に休む「戦略的ゆとり」です。

運動でも仕事でも、着手するまでのハードルが高いもので、なかなか動き出せないということがあるかと思います。ですが、始めてさえしまえば、自然の流れに乗り、どんどんこなしていけるものです。ところが、そのように動き始めると、今度は疲れに対して鈍感になり、麻痺してしまうというところがあります。

脳というのは、当初は億劫でも着手することができた、あるいは、物事を達成できたという状況になると活性化し、シナプスがどんどん動いていきますので、できることが拡張していきます。


例えば、資料を調べていて、最初は難しくてわかりにくいと感じていても、次第に内容を理解できるようになり面白くなってきて、ひたすら読み続けてしまうといったことがあるかと思います。

もちろん、できることをどんどん進めていくことに問題はありません。しかしながら、やはり脳や体のエネルギーは無限ではありません。常に「やりすぎ」な状態が続くと、どこかで必ずリバウンドが起こり、燃え尽きてしまいかねません。

「戦略的ゆとり」は「心の筋トレ」にもなり得る

ですから、燃え尽きてしまわないためにも、モチベーションを維持しつつ、息長く働いていくためにも、ブーストがかかってきたところであえて休息を入れる「戦略的ゆとり」を取り入れるのは大切です。さらに、この「戦略的ゆとり」を入れるということ自体がまた、「心の筋トレ」となり得るのです。

仕事がスムーズに進み、アイディアもどんどん湧いてくるといったノリの良い状況のところで、その腰を折るように休憩を入れるというのは、躊躇することと思います。そこにあえて、インターバルを入れるというのは、心理的に負担というほどではないにしろ、そこそこ厄介なもの。

それでも、先のことを見越して疲れる前に「戦略的に」休憩を入れてみる。勢いで前進するのではなく自分をコントロールしてゴール地点を目指していくのです。

これは、2025年を乗り切るためにも効果的です。

2025年は勢いが強く激しくなるのですが、さまざまな種類の勢い、スピード感が混在します。上へ行ったと思ったら下へ。下かと思えば横に向かされるといった具合で、予想もつかないカオス状態です。調子が良いからと同じ方向性で進んでいると、突然変わる後押しの向きについていけずにハンドルを切り損ねてしまいます。

ただひたすらに前進し続けていくのではなく、少しでも休みを取っておけば、心の余裕もできます。どのような状況変化にも「そうきたか」と対応し、乗りこなすことができるはずです。

先が見えないからこそ面白いと思えるように

何事にも陰陽がありバランスが大切です。仕事が波に乗りはかどっている時にこそ、一旦立ち止まって「戦略的ゆとり」という休息を入れるというのは理にかなったものであり、2025年の運気に乗るためには重要なことなのです。

目まぐるしく変化する勢いのある2025年。ゴーカートのコースのように「次は右、坂を上がって大きく左にカーブ」といったように、全体の状況がわかっていればそれに越したことはないでしょう。


ですが、たとえ、進みながら積み上げてきたものを中途にして、何が待ち構えているのかわからないまま別の方向にハンドルを切ったとしても、そこまでの積み上げが決して無駄ではなかったと、その先に進むことによって必ずわかってきます。それさえわかっていれば、躊躇なくハンドルを切ることができるはずです。

そして、コース全体が見えていないからこそ面白いと思える余裕を蓄えるためにも、ギリギリいっぱいの状況を続けずに「戦略的ゆとり」を持っていきましょう。

「戦略的ゆとり」についてはこちらのブログでもお伝えしています。
ベストなパフォーマンスを保つため「戦略的ゆとり」を取り入れることのメリット

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