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ファシリテーションは先人に学べ! ビジネスシーンでの場のコントロールのコツ

2022年05月29日

ビジネスシーンにおいて、避けて通れないことのひとつが会議や打ち合わせでしょう。

しかし、会議を有利に運びたいのに、なかなかうまくいかない……というお悩みを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、会議や打ち合わせをスムーズに進めるにはコツがあります。 今回は、「場のコントロール」について考えてみましょう。

会議は苦手? なかなかつかめない手ごたえ

会議室でリアルに顔を合わせて、あるいはオンラインでと会議や打ち合わせは仕事を進める上では避けては通れないものです。

しかし、いざ仕事をやりやすくするために会議を進めようとなると「難しい」と感じられる方もいらっしゃると思います。

伝えるべきことを的確に伝えつつ、場をまとめ、次の仕事への機動力となる実のある会議にするのは大事なこと。

苦手意識を持ったままでは思うように仕事を進めにくいかもしれませんね。

会議を有利に乗り切るのには場のコントロールが重要

とはいえ、日々の会議は待ってはくれません。

会議をスムーズに乗り切るにはどうしたらよいでしょうか。

会議を自分にとって有利に進めたいと考えているならば、ただ理路整然と発言ができればよいというものではありません。

その場のコントロールができるかどうかがカギとなります。

場をコントロールするという行為は、経営者やビジネスパーソンの皆さんであれば普段から無意識に行っているのではないでしょうか。

ある程度主導権を握り、そこをどういう場にしたいかを考え雰囲気をつくっていきます。

自分がリーダーシップを取って前面に出てもよいですし、その場の誰かを盛り立てて発言を導き出す。あるいは、今回はこの人の発言は控えてもらおうと誘導するのでもよいのです。

影になり日向になり上手く調整をして、話し合いにメリハリをつけるのが場をコントロールするということ。 結果として、有意義な会議となるように導くことができれば、それはあなたの実績となるでしょう。

歴史上のあの人はどんなコントロールを?

会議を有利に進める上で必要な場のコントロールですが、具体的にどのようにしたらよいのでしょうか。

そこで参考になるのが、先人たちです。

例えば、織田信長ならどうでしょう。

信長自身のカリスマ性が強すぎて、どんなときでも「自分の場」にしてしまいそうです。ファシリテーターとして繊細なコントロールを行うというタイプではなかったかもしれませんね。

では、豊臣秀吉なら?

言葉が巧みで、「あなたを大切にしていますよ」という気持ちを惜しみなく相手に伝えていたであろう秀吉。目に見える形でも見えないところでも的確に場をコントロールするのに長けていたのではないでしょうか。

さらに、幕末に目を移してみます。

明治維新の立役者の一人、西郷隆盛ならば?

「敬天愛人(けいてんあいじん) 」の座右の銘のまま、天を敬い、人を愛する懐深い人物だった西郷さん。何事にも動じない胆力により周囲の人々を動かしていったといいます。そんな肝の太さには学ぶところが大いにありそう。

では、大久保利通は? 坂本龍馬は? 勝海舟は? 

このようにそれぞれの話し方やファシリテーションの取り方に注目すると、歴史上の人物に対する見方、調べ方が変わってきませんか?

ロールモデルとしての歴史上の人物を自分なりに取り入れる

今回のように、場のコントロールについて先人に学ぼうとした場合、歴史上の人物がその後どのような人生を歩んだのかは関係ありません。どのような特徴を持つファシリテーターだったかに注視して、「自分だったら……」とシミュレートしてみましょう。

歴史上の人物を自分の好き嫌いではなく、自分がなりたいイメージ、目指したい方向性に合わせてピックアップしていくのです。

歴史上の人物をロールモデルに自分の内面を磨き上げる糧とし、その場に応じたファシリテーションを行えるようになれるとよいですね。

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