2025年、巳年の一年が始まりました。
2024年の冬至から新たな運気が流れ込み始め、ここから、1月20日の大寒、2月3日の立春を経て、3月20日の春分までじんわりと新しい年へと切り替わっていきます。

加えて、以前からお伝えしている通り、今年2025年、2026年は2027年に向けての特に大きな切り替わりの時期でもあります。

なぜ、ここ数年が大切な期間であるのかを、今回の干支である巳年の特徴などを交えてお伝えいたします。

さまざまな運気の切り替わりが同時に起こる3年間

2027年の風の時代への完全移行のために、今年2025年、続く2026年が一筋縄ではいかない、大きく揺れ動く年であると、これまでもお伝えしてきました。

運気というのはひとつの流れだけで成り立つものではありません。
さまざまな種類の運気があり、一つひとつの運気を一本の糸に例えるならば、その糸が組紐のようにより合わさり、一定期間の運気として現象化するのです。

例えば、半年間の羅針盤として、上半期、下半期と年2回公開している「上半期龍神指針セミナー」は、半年間の組紐（運気）に対するアドバイスです。

実は、2025年から2027年にかけての3年間にさまざまな運気の切り替わりが起こります。

3年ごとの運気の切り替わり、8年ごとの運気の切り替わり、さらに、13年ごと、200年ごと、250年ごと、400年ごと、1800年ごと、2000年ごと……と、ざっと挙げても、これだけの運気の切り替わりが重なります。

これは人類史上でも相当に稀なこと。
これまで私たちが体験したことがない規模の「時代の大変革」といっても過言ではないでしょう。
ここしばらく、運気が一気にフリーホールのような激しい勢いで動き出し、混沌とした状況になっていくというのもうなずけます。

そんな3年間に私たちはこれから突入していくわけです。
とはいっても、必要以上に怖がることはありません。

思いもよらない変化を目の当たりにすれば、さすがに驚くことはあるでしょう。
びっくりするのは仕方ありませんが、「そこから何を学べるだろう」という視点に戻せるようになれることが大切です。

昨年一年間もあなたは物事の大小に関わらず、さまざまなことを乗り越え、経験値を上げてきているはずです。それは必ずあなた自身の変化成長に繋がっています。自信を持って、柔軟に視点を切り替えることを心掛けてみてください。

また、何百年に一度あるかないかといわれるほどの大変革を一気に受け入れることは不可能でしょう。心も体も少しずつ慣らしていかなければなりません。そこで、何事も一気にこなそうとはしないことです。
「一気に知ろう」、「一気に変わろう」、「一気に成長しよう」ではなく、「千里の道も一歩から」の精神でまいりましょう。

これらを意識し、身に付けていくためにも、2025年は、神社への参拝は重要になります。そして、参拝先の産土神やさまざまな神様、龍神たちとの縁をより深める一年にしていただきたいと思います。

ヘビのように新たに生まれ変わり草木のようにしなやかに

さて、2025年は巳年です。これもまた、龍神に縁の深い干支となっています。
さらに、詳しくいうと

「乙巳（きのとみ）」です。

「乙」というのは、草木が柔軟にしなやかに伸びていく様子を表しています。
そして、ヘビは古い皮を脱ぎ捨て、脱皮するもの。そこから、洋の東西を問わず、生まれ変わりの象徴として捉えられています。

つまり、2025年は、草木が伸びていく成長のエネルギーとヘビが、脱皮し新しく生まれ変わることから、「上昇していく」、「新たに始めていく」というエネルギーをたたえた運気になりやすいのです。

さらに、「乙巳」にはもう一つ、「いっし」という読みがあります。

歴史上の出来事である「乙巳の変（いっしのへん）」が起きたのが飛鳥時代の645年。「乙巳」の年でした。

「乙巳の変」を起こしたのは後の天智天皇となる中大兄皇子と中臣鎌足です。宮中で蘇我入鹿を暗殺し蘇我氏を滅ぼしたのです。
この「乙巳の変」をきっかけとし、続いて「大化の改新」という政治改革が進められます。
ここから日本では大和朝廷、天皇を中心とする中央集権国家が成立していくのです。

今年2025年は「乙巳の変」が起きた年と同じ年回りです。
大変革が起こるというのは、このことからも見て取れるでしょう。
もちろん、645年のようにクーデターが起こる、大規模な政治改革が行われるということではありません。その当時と似たようなエネルギーの傾向にあるということです。

ただ、何度もいうようですが、決してこの状況に恐怖を覚えたり不安を感じたりしてほしいわけではありません。

これまでとはまったく異なる新たな運気の流れに慣れていくことが重要であるということです。もちろん、運気は目に見えないものですから、一朝一夕に慣れていくことは難しいでしょう。そのためにも神社という非日常空間での内省や神様、産土神、龍神たちに関する知識を深めていくのが大きな助けとなるはずです。
時代の波に飲み込まれるのではなく、むしろチャンスとして乗りこなし、変化成長を遂げる一年としていただきたいと考えています。

お忙しい中で、それらをこなしていくのは大変なこと。そこで、ぜひおすすめしたいのが新たに始まった「神社ゼミ」です。

数千種類の規模で存在する運気の糸を、状況に合わせてひもときながら進むために必要な情報と、それを腑に落とし身に付けていくためのワークをお届けしています。
全国各地の龍神たちとの交流をたやすことなく続け、龍神たちへの理解を深め、後押しを受け取っていきましょう。

「大化の改新」についてはYouTubeライブで詳しくお話していますので、こちらからどうぞ。
YouTubeライブ 大化の改新と2025年への飛翔

あなたの望む未来へたどり着くための一歩を踏み出す一年に

年の初めから、少し怖い想いをさせてしまったでしょうか。
怖いと感じてしまったとしたら、「準備をするきっかけができた」と捉え直していただけると幸いです。

実は、私個人としては、もうすでに今年の楽しみが一つあります。

それは、劇場版「名探偵コナン　隻眼の残像（フラッシュバック）」の公開です。
コナンの劇場版映画は、テーマの取り方やストーリーの強弱の付け方などに注目して毎年見ているのですが、なんと今回の新作の舞台が信州なのです。

信州は、日本にとって非常に重要な土地です。その信州が舞台となるとは！
今から4月の公開を心待ちにしています。
機会がありましたら、コナンについてもこちらで詳しく書いてみたいと思っています。

新しい時代の波は動き出しています。気持ちを引き締めつつも、戦略的ゆとりを組み入れ、楽しみも見つけながら、あなたの望む未来のための一年を始めていきましょう。

こちらのブログでは、戦略的ゆとりを取り入れるのにも有効なおすすめの手帳術についてお伝えしています。
【2025年版】大杉日香理流・手帳術～俯瞰と戦略的ゆとり、そして、記録の積み重ね～

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人生はフルマラソン。経営はその一区間です。長距離だからこそ、適切な緩急が大切ですね。X（Twitter）でも歴史、神社、史跡を題材に経営力を高めるためのヒントをつぶやいています。

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