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去る6月30日、【運気アップYouTubeライブ〜2023上半期のみそぎ〜】と題して、YouTubeライブを行いました。
その中でも触れたのが「罪悪感」について。
日々の仕事や暮らしの中で、知らず知らずのうちに抱いてしまう「罪悪感」。そのままにしていると、運気を停滞させてしまいかねません。
今回は、誰しもがとらわれてしまう「罪悪感」について深掘りしていきます。
目次
がんばっているからこそ抱いてしまう「罪悪感」
コロナ禍により3年あまり続いた停滞した空気がようやく払しょくされ、世の中が活発さを取り戻しつつあった今年の上半期。お忙しく過ごされた方も多いのではないでしょうか。
上半期を振り返り、あんなこともできた、こんなことも達成したという方がいらっしゃる反面、ちょっとしたことで足踏み状態という方もいらっしゃるかもしれません。体調を崩してしまった、これまでスムーズに進んでいたものにブレーキがかかってしまったなど原因はさまざまでしょう。そんな時、つい、そのつまずきの原因を突き詰めすぎてしまうことはありませんか?
「自分が悪いんじゃないだろうか」
「何か失敗したのではないか」
もちろん、自分を省みるのは必要なことです。原因を洗い出し、次につなげるための情報として捉えるのであればよいのです。不安を払しょくしたいがために、度を越して考えすぎてしまうと、それは罪悪感へとつながってしまいます。
特にビジネスの場では、何か問題があった場合、人を変えるよりも自分を変えて対処しようというマインドで動かれる方が多いかと思います。また、新しいチャレンジをする人ほど、当然、失敗をする確率も上がってしまうもの。悪手となってしまった時に、次への改善策のための振り返りをするのであればそれは有益なものとなります。しかし、こうすればよかった、ああすればよかったと自分を責め続ける方向に流れてしまうと、罪悪感を抱えることになりかねません。
いずれにしても、がんばる人ほど罪悪感にとらわれやすいものなのです。それは、エネルギーへも影響を及ぼしてしまいます。
「罪悪感」は思考や行動のエネルギーを目減りさせる
漠然とエネルギーと聞くと、なんだか目に見えない特殊な力のように思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、日々、脳や体を動かすのがエネルギーと捉えてみてください。私たちは毎日の食事でエネルギーを体内に取り入れ、脳や体を動かしています。
エネルギーは激しく体を動かせば消耗します。毎日どんな気分で過ごしているかによっても増減するもの。そんな風に感じることはありませんか。ですから、生命力や思考のエネルギーと言い換えてもいいかもしれませんね。
機嫌よく過ごしていれば、エネルギーは潤沢で気分が良いものです。しかし、罪悪感はそんなエネルギーを目減りさせてしまうものなのです。エネルギーが枯渇すれば、せっかく積み上げてきたものを持続する気力が減退してしまいます。ビジネスにおいて収入を上げることを考えるよりも流れ出るコストを抑えるのと同様に、罪悪感によって、必要以上のエネルギーを流出させないことが大切なのです。
「自分を責める」のは感情のパターンと捉えて切り替える
罪悪感を必要以上に持たない、と一言でいっても、罪悪感は、感情の反応として起こってしまうので仕方がないもの。ここで重要なのは、罪悪感を抱いてしまった時。「これは、未来を考えるための思考のエネルギーを枯渇させる感情なんだ」と、思い起こし、意志の力で切り替えていけるかどうかです。
その上で、「同じミスや想いをしないためにはどうすればいいか」という問いとして、自分の心に向けて探る方向に速やかに切り替えます。もちろん、心の中にモヤモヤとした不安は残るでしょう。けれども、あえて冷静な方向に視点を向ける。それが、罪悪感に飲み込まれないポイントです。
このようにお伝えすると、「そう簡単にできないから悩んでいるのだ」と思わる方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、アテアでの活動を始める前の私自身がこの罪悪感を持ち続けるパターンにはまり込んでいたのです。でも、罪悪感がエネルギーを目減りさせるのだという知識を得てからは、思考パターンを切り替える試みを続けてきました。葛藤を抱えながら、一進一退を繰り返し、10年かかってようやく変化してきたのです。
10年……長いですね。しかし、こうなりたいと願ったとしても突然、変化が起こるというものではありません。その代わり、少しずつ薄皮を剥ぐように起こした変化はゆるぎないものとなるはずです。
時間はかかるかもしれませんが、誰にでもそんな変化を必ず起こすことができます。
私のYouTubeチャンネルでも、変化を起こすためのさまざまなヒントをお伝えしていきます。先日のように、その時季に合ったYouTubeライブを行うこともあります。
ぜひご覧いただき、皆さまの日々のビジネスや暮らしにお役立ていただけたらうれしいです。
こちらの記事では、心の傷を負わないための「心の筋トレ」のすすめについてお伝えしています。
【関連記事】今こそ必要な「心の筋トレ」とは?
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