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風の時代に 効果的な失敗のすすめ

2023年01月08日

経営や事業を手堅く進めるために、失敗は絶対にしたくないと思い込んでいませんか? 大きな失敗は経営を傾ける危険をはらむかもしれませんが、そればかりでもありません。

失敗といっても捉え方次第では、より良い方向へ向かうための糧にもなり得るのです。

今回は、風の時代だからこそおすすめしたい有効な失敗についてお伝えいたします。

成功の反対は失敗?

「失敗したくない」とは誰しも思うもの。では失敗しない、イコール成功なのでしょうか?

成功の反対は失敗と、対義語のように一般的には捉えられがちです。しかし、実はそれほど単純なものでもありません。むしろ、失敗のベクトルの先に成功があるというイメージの方が適切だと思います。

失敗は、どういう状況で起こりますか?

平凡なミスや注意不足でない限り、大抵は新たなチャレンジに挑んだ時ではないでしょうか。それまでの経験やスキルで難なくこなせるようなことでの失敗はほぼありませんよね。「新規の企画を立ち上げる」、「新しい方法を試してみる」……自分にとって未知数のものに挑戦するからこそ、エラーが発生する確率が高くなるのでは?

ということは、結果はともあれ、まずチャレンジをしている時点で素晴らしいことです。さらに、もし失敗をしたとしても立派な経験値となるはずです。

「あのやり方では無理だったから次はこうしよう」
「別のツールを使ってみよう」

こんなふうに失敗の繰り返しは経験を積み上げます。無駄を削ぎ落とし、むしろ確実な成功に近づいていく道筋といえるのです。

失敗は全体最適の一端

また、視座を上げ全体を大きく捉えてみましょう。たとえ、どこかひとつを失敗したからといって、すべてがダメになることなど、ほとんどないはずです。ひとつの失敗がまったく無関係に見えるものに影響を与える。このような繰り返しが成功を形づくっていくのです。大きく見れば失敗も全体最適の中の一端であるということを覚えておきましょう。

失敗といえば、私が高校時代にハマっていたお菓子作りのエピソードがあります。毎日、学校から帰るとお菓子を作っていたものです。実をいうと、お菓子を作る過程よりも失敗した時にどうリカバリーするかに興味がありました。それと、ショートカットしていかに早く作り上げられるかどうか、考えることが面白かったのです。

例えば、生クリームを泡立てすぎて分離してしまったらどうする? いろいろ調べて、バターを投入して再度撹拌してみました。すると、食べられるようになったのです。失敗して捨てなければと思っていたものが復活する様子に「おお!」と思いました。

その後、短大に進学し、調理学の先生がおっしゃったことに深く納得しました。
「料理の上手下手は、センスや味付けばかりではない。一番は失敗した時にどうリカバリーできるか」

経営や人生においても、失敗をすれば、自分の苦手なパターンを知ることができます。そうすれば次からはそこに注意しようという視点が生まれるものです。けれども、反対に成功のみを繰り返してきたとしたらどうでしょう。もしも失敗をした時、立ち直るのがかなり困難なことと思います。万が一のときのリカバリーの方法を知るためにも、失敗とは貴重なものなのです。

風の時代はモノを風化させ削ぎ落としていく

以前のブログで風の時代は、風が石を風化させるように、さまざまなものを削ぎ落としていく傾向があるとお伝えしました。

【関連記事】本格的な「風の時代」へ 経営に取り入れるべき思考とは

硬い石をも削ぎ落としてしまうような風の時代においては、自ら積極的に削ぎ落とされるのも得策です。

失敗をしないように防御するのではなく、風化という意味での失敗をサッとしてしまうのです。もちろん明日会社が倒産してしまうような深刻な状況で失敗をしましょうというのではありません。キズが浅いうちに失敗によって無駄な部分をカットしていくのです。いわば、みそぎのようなもの。心の準備のない失敗は怖いかもしれません。でも、能動的にする失敗なら尾も引かず、むしろ気が楽になるはずです。さらに、その経験により次へのリスクヘッジができ、新たにチャレンジしやすくなるでしょう。

本格的な風の時代に向けて、負のイメージを抱きがちな失敗を「素敵な失敗」に変えてみましょう。失敗を恐れず、竹のようにしなやかな強さを手に入れ、自信を持って経営やビジネスに臨んでいってください。

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