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「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」や「天赦日(てんしゃにち)」など、何かと注目される開運日。経営に携わっていると、新しいことを始めるときなどに験を担ぐことはあると思います。
それも大切なことですが、そもそも開運日とはどのようなものなのか、経営者やビジネスパーソンが開運日を味方につけるにはどのような考え方をするとよいか考えてみましょう。
開運日だけが特別ではない? そのための準備が重要
開運日というとその日だけに良いことが集中するような印象があるかもしれません。
しかし、本当にピンポイントで何かラッキーなことが起きるものでしょうか。運気やエネルギーというのは、そう単純なものではないように思います。
古来、日本には「ハレの日」「ケの日」という考え方があります。
「ハレの日」は良い日、「ケの日」は良くない日とイメージしがちですが、そうではなく、日々のメリハリを表すと先人たちは考えていました。 お祭りが「ハレの日」だとしたら「ケの日」は普段の生活や準備に充てる日です。堅実に毎日を過ごすからこそお祭りの日が晴れやかに際立つわけです。盛り上がる日もそうでない日もすべてが日々の流れの中にあります。

開運日も同様と考えるとよいでしょう。運気の流れというものは日々緩やかに移行しているもの。開運日というきっかけの日に向けてエネルギーを整えていくことが大切です。
具体的にいうと、その開運日に「大きな決断をするとよい」ということであれば、それまでの事前準備をしっかりと行います。
必要な情報を集める、本当はどうしていきたいのかと内省するなど、やれることはたくさんありますよね。 時間をかけ、しっかり準備して迎える開運日ならば、自分で納得のいく決断ができるはずです。
経営も一発逆転ではなく流れが大切
経営においても、大きな決断や新しいことを始める場合は、突発的に事を動かさない方がよいものです。
例えば、新規事業を起こす際にも移行期間は大切です。新しいことを始めるならば、いきなりその事業にフル回転で向かうよりも、既存事業が好調なうちから徐々に準備を進めていきます。
時間をかけて丁寧に周囲に伝えていけば、人々の意識を「新規事業に移っていくのだな。ではこちらに力を入れていこう」と、緩やかに導いていけます。それと同時に既存事業も納得してもらえる形で収束させていくことができるでしょう。

経営を挽回するためにと新規事業をいきなり起こすようでは不安要素が多く残ってしまうかもしれません。
このようにビジネスも流れを大切にすることで盤石な安定感をもって進めることができるのです。
全体の流れを大きくとらえ、時に立ち止まることも必要
新規事業の立ち上げに限らずビジネスにはスピードが求められる場面が多いでしょう。 しかし、時にはそのスピードに緩急をつけたり、立ち止まったりした方が効果的なこともあります。

調子のよいときに波に乗りすぎない。逆に、うまく進めないときにそのモヤモヤに必要以上に足止めを食わない。
そのためにも常日頃から穏やかに冷静な状態を保てるよう、自分自身を見つめていきましょう。その姿勢がますます視野を広げていくはずです。
折しも3月はエネルギーの調整にはうってつけの月です。
大きな流れで物事をとらえ、開運日というきっかけの日を上手に利用するとよいですね。
運気やエネルギーを盤石な状態に保ちつつ、健全な経営に向かっていきましょう。
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