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歴史と聞くとどうしても「暗記」を連想する方が多いですが、そのまま毛嫌いしてしまうのは、とてももったいないと感じます。なぜなら歴史は、賢明に生きてきた先人たちの人生の集積だから。その情報を事例と捉えて活用すれば、経営に限らず一人一人の人生においても役立てることができます。
今回は、実際に歴史を使って内省を深めてこられたお客さまの声をご紹介します。歴史や神社に興味を持つことで、心境にどのような変化が起き、現実がどのように変わっていったのでしょうか。
自分の思考が変わったことでまわりの人にも変化が起きた
株式会社 上別府コミュニティファーマシー 代表取締役 上別府 正悟さま
宮崎県で調剤薬局事業を営まれている上別府さん。二代目社長に就任後、従来のやり方に固執せず挑戦していく姿勢を持ちながらも、思うように軌道に乗らないことが続いていたそうです。
しかし、アテアのビジネスコンサルティングを通して自分の人生の「歴史」を振り返ることで、心境にある変化が起きたといいます。そこから身のまわりにも連鎖していった変化について伺いました。
「これまでにも経営についてさまざまな方法で学んできましたが、どれも空回りするばかりでした。ですが、大杉日香理さんに個別のビジネスコンサルティングをお願いしたことで、一時的なモチベーションではなく考え方から変えていくことができたんです。
大きな変化は、経営者一人で100%を目指す必要はないと気付けたこと。僕自身、若い頃からスポーツをやっていたこともあって、根性論で育ってきた部分もあったのですが、それだと今の時代に合いません。誰にでも得意不得意があることが自然だと腑に落ちたんです。一人でがんばるより、スタッフ一人一人の強みを発揮し合った方が、結果的に自分も会社も成長できるとわかりました。
弊社の想いに寄り添ってくださる会計士さんと出会えたのも、大きな変化です。
私のような二代目社長の場合、まわりから口を挟まれて不安に引き戻されることが多いと思います。そんな時に大杉さんは、多大なサポートをしてくださいます。もちろん、ここで学べばすべてがうまくいく! 思い通りになる! みたいなことはないのですが、日々いろいろな人と接する外的要因の多い経営者にとって、まわりから必要以上に影響を受けない思考を重要だと思います。
苦労や苦悩を抱えながらも前に進みたいと願う経営者の方に、強くおすすめしたいです」
上別府さん、ありがとうございました。
上別府さんのように、自分なりに努力しているものの思うような結果に繋がりにくいと悩まれている経営者は少なくありません。人間は変化しようとすると恒常性機能(ホメオスタシス)が働いて、どうしても以前の安全圏に戻ろうとするものです。ですが、自分の過去の経験を丁寧に振り返れば、思考癖や行動癖に気付き、未来への選択に生かしていくことができます。
上別府さんはまさにそこに取り組まれ、まわりの人も巻き込んで次々と変化を遂げられました。内省を繰り返すことで得た柔軟なタフさを武器に、今後も予防医学の大切さを日本のひなた宮崎から届けていかれると思います。
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歴史を知ることで仕事にも進展があり夢が叶った
株式会社 ソルベラノ 代表取締役社長 俵本 美和 さま
大和奈良で、月に3日だけオープンする精肉店を経営されている俵本さん。県の共励会で常連になるほど高品質なお肉を、こだわりの飼育法で育てています。そんな俵本さんは、地元の歴史を知り、先人の営みに想いを馳せることで、経営者としての思考やメンタルを鍛えていかれました。どのような気づきがきっかけだったのかインタビューさせていただきました。
「こんなに歴史や土地を知ることが大切とは思っていませんでした。昔は地元の奈良に対して、田舎という印象しかなかったんです。でも大杉日香理さんと出会って、奈良がいかにすばらしい歴史を持っているか気付けました。
地元で頑張ってこられた先人を想像できるようになると、自然と『牛や馬たちを育ててくれる土地に感謝し、奈良の良さを後世に残したい』と思えるようになっていきました。
コロナ禍で経営が厳しくなった時も、過去の振り返りや未来の目標設定の方法を教えていただき、今後やるべきことがしっかり見えてきました。私は過去に受講したサービスの冊子をすべて残していて、時折見返すのですが、振り返る度に新たな気づきがあって面白いです。日香理さんの著書も読み直す度に発見があり、『振り返り』の大切さを実感しています。
おかげで、あるときから長年の企画が立て続けに完成していき、さらにお客さまがミシュランの星を獲得され、念願だった『ミシュラン星付きレストランでお肉を使っていただく』という夢も叶えられました。
次の夢は、自分が育てた牛や馬を、大好きなスペインに持っていくことです。これまで、歴史を題材に内省を深め未来の到着地点を設定すれば、夢は叶うことを経験してきたので、今後も信じて邁進していきたいと思います」
俵本さん、ありがとうございました。
歴史があまり好きではなかったという俵本さんでしたが、今では奈良の歴史の深さを知り、地元の魅力を発信する取り組みもされています。命の大切さやSDGsの観点から新商品の開発に取り組むなど、新たな展開から目が離せません。
悩みや不安を抱えながらも自分と向き合い行動していく姿勢は、必ずベストなタイミングで「スペインへみわ牛・みわ馬を」という夢を叶える力になるだろうと思います。
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今回は、アテアのサービスを受けていただいている経営者の方の声をご紹介しました。お二人とも歴史や神社、さまざまな事例を活用することでご自身の内省を深められ、変化・成長をしていかれています。その姿勢や各業界の専門的なお話に、私のほうも学ぶことばかりです。
今後も皆さまからの感想や気づきをシェアしていきたいと思いますので、どんどん「声」をお寄せくださいね。
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