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大杉日香理ブログ

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ビジネスを成功に導く、 withコロナ時代のマインドセットとは

変化にのまれると思考が停止する

新型コロナの流行によって時代の転換期「パラダイムシフト」へ突入し、日々さまざまな変化を体感している方も多いのではないでしょうか。

人は急激な変化が起こると思考が停止したり、視野が狭まってしまったりする傾向にあります。
これがビジネスの現場で、経営者や幹部が変化の波にのまれてしまい、思考停止の状況になるとそれこそ大変です。
これを避けるために、企業のトップやリーダーは普段から準備をしておくことが大切になります。

では、どのようなことに気をつけて生活をしておけばよいのでしょうか。
キーワードは「直感」です。
これは、いわゆる動物的感覚や、本能と言い換えてもよいでしょう。

現在のようなパラダイムシフト、つまり時代が変わる大きな激動期を生き残るには、次々に新しいものを生み出してサバイバルしていくという覚悟が必要になります。
その時に一番の武器になるのが、時代の空気や移り行く人々の動向といった、目に見えにくいものを本能的に感じ取る「直感」です。

かつての日本人が持っていた動物的本能

ここで少し過去を振り返ってみましょう。
かつて日本人は、今よりももっと自然と密接に生きていました。日本が近代化へと向かう明治維新以前は、ほとんどの日本人が百姓を生業とし、田畑を相手に生活を成り立たせていたのです。

近年は自然災害が多発していますが、当時はこうした出来事は生活を揺るがす大きな出来事だったと思われます。
米や野菜を育てる上で、大雨や台風、または空梅雨や暖冬など、気象の変化は暮らしを一変させる大事件だったことは想像に難くありません。

つまり、生きていくためには、肌身で嵐が来ることや洪水がくることを感知しなければいけなかったということです。
これからやってくる暮らしをおびやかすような危機や問題を本能的に感じ取り、工夫をしなければ生き残ることができなかった時代ですから、先を予測する「直感」は現代人と比べ物にならないほど鋭かったことでしょう。

一方で、システムやデータをもとに正確な気象観測が可能になった現代では、自然に対する「直感」は育ちにくいといえます。
昔ながらの農業や漁業を生業にしている方々は別として、一般の方はメディアで天気予報をチェックすればよいのですから、そもそも必要性がないと感じる人がほとんどでしょう。

しかし、今のようなパラダイムシフトでは、システムやフォーマットが通用しないケースも少なくありません。
ビジネスにおいても定石やルールが変わっていく中で、これまで経験してこなかった事態に対応していくことが求められます。

こうした時、企業の舵取りをする経営者やリーダーにとって頼りになるのが「直感」であり、これは自然の中だけでなく、ビジネスでも同じです。先の事態を予測したり、危機を回避する上で、人間本来に備わっている動物的な本能が役に立つことは、言うまでもないでしょう。

誰もが持つ「直感」は磨くことができる

では、この「直感」を研ぎ澄ませるにはどのような方法があるかといえば、その一つは、やはり自然との触れ合いです。
もともと私たちのDNAには動物的な本能が宿っています。ただ、これまでの近代化や社会生活の中で感覚が鈍っているのも事実。これを取り戻すには、やはり自然に身を置くことが一番手っ取り早いといえるでしょう。

例えば、今流行りのキャンプなどはとても効果的です。山や川といった自然の中で過ごす時、人は論理的な思考よりも、五感を研ぎ澄ませていることに気づかされるはずです。これは鈍った動物的感覚を取り戻すにはうってつけの遊びです。
できれば、便利で快適なグランピングなどではなく、テントなどを張る昔ながらの“不便さを感じる”キャンプにチャレンジしてみてほしいと思います。

ただし、小さなお子様がいたり、多忙で週末に時間が取れないという方もいるでしょう。
そうした方におすすめなのが、植物の育成です。庭やベランダで花を育ててみるとか、家庭菜園などもよいでしょう。
また、スーパーなどで買ってきたかいわれ大根などの根を取っておいて育てるだけでもかまいません。
要は、植物という命の成長を実感してみることが大切なのです。

心に余裕がないとピンチはピンチでしかない

ここで、なぜ自然を相手にした時間を過ごすことが大切なのかをお伝えしたいと思います。
私たちはビジネスを行う時、何を対象にアイデアを考え、工夫を行っているでしょうか?
答えは単純明快、もちろん人間です。
つまり、世界を“人間だけが生きている社会“として捉えることに慣れてしまっているのです。これは言い換えれば、視点が人間に集中してしまい、視野が狭まっているということでもあります。

私たちは日々、クライアントとの交渉や会社での人間関係などに頭を悩ませています。売り上げや収益などの数字に敏感になるのも当然、それがビジネスだからです。

ですが、実際はこの度のコロナ禍や近年多発している自然災害など、想定外のトラブルにも遭遇しています。
こうした状況下で、人間を対象にした視点だけでなく、自然を含めた大きな視野を普段から持っている経営者やリーダーは、冷静に対処することができます。

昔からよくいわれる「ピンチはチャンス」という言葉にしても、落ち着きや余裕がある人でなければ、口にするはできても実践することは難しいはずです。
頭では理解していても、いざ行動するとなると、冷静さを欠いた中ではピンチはピンチでしかありません。
いかに普段から広い視野を持ってビジネスをしていたか。それが問われるタイミングが今なのです。

自然を体感して地球を感じることが大切

スピリチュアルや精神世界の中に「グラウディング」という言葉があります。
これは簡単に説明すると「地に足をつけた状態」を意味します。

あわてず、動じず、いざピンチになった時、思考をフル回転させ、直感を働かせて対処するには、この「グラウディング」の状態でいることが重要になります。

自然を体感することは、バーチャルな世界やビジネス的思考にとらわれた視点から抜け出し、一人の人間として大地にしっかりと足をつき、地球を実感するということ。
この視点を持っている人は、ピンチに強い。

実生活の中でできることでかまいません。
広い視野を持つためにも、ぜひ自然と触れ合ってみてください。
それは間違いなく、皆さんのビジネスをさらに飛躍させる武器になることでしょう。

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