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大杉日香理ブログ

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氏神様とは、調べ方は?【実は他にもお参りするべき重要な神社があります】

突然ですが、皆さんはどういう時に、氏神(うじがみ)神社にお参りに行こうと思いますか?

「子供のお宮参りの時」
「転職などの転機の時」
「良いご縁が欲しい時」

など、何かしらの後押しが欲しい時に、近所の氏神様を探してお参りすることがあるかもしれません。身近な神様の方が、よりお力になってくれそうな気もしますよね。

ですが、そもそも氏神様とはどのような存在なのでしょうか。
どうして「氏の神社」と書くのでしょうか?
今回は、昔から伝わる氏神様の本来の意味や、他にも知っておきたい重要な神様「産土神(うぶすながみ)」についてご紹介します。

氏神様とは、氏神様の調べ方は

氏神様とは、今あなたが住んでいる地域をお守りくださっている神様のことです。
氏神神社は管轄する氏子区域が決まっているので、単純に家から一番近い神社が管轄に当てはまるとは限りません。正確に知るためには各都道府県の神社庁に電話などで確認してみてください。お住まいの住所を伝えれば、すぐに教えてもらえます。

そんな、あなたの住む土地を守護してくれる氏神様ですが、実は今のような意味で使われるようになったのは、ここ最近のことです。

なんせ日本という国は、歴史が3000年弱ほどもある長寿国。確実に実在したとされる天皇をさかのぼるだけでも約2000年の歴史があるわけですから、時代の価値観が一変するようなパラダイムシフトを何度も経験してきている国なのです。また、一変とまではいかなくても徐々に時代の変遷によって言葉の意味が変わってくることもあります。

では「氏神」とは元々はどういう意味だったのでしょうか?

氏神様の本来の意味

氏神という漢字に注目してみましょう。

氏神様には元々、同じ氏族の守り神という意味がありました。

つまり同じ苗字を使っている一族、今で言う親戚を守ってくださっている神様のことで、一族の存続や繁栄を守護する神とされていました。苗字を存続させるということは「血」「DNA」を存続させるということ。昔は今よりも血統の存続が重要視されていたのです。

例えば

●藤原氏の氏神・・・春日大社
●源氏の氏神 ・・・八幡神社

といったようにそれぞれの氏神様を、氏族は大切に崇拝してきました。

一方、昔の庶民は正式に苗字を名乗ることができませんでした。つまり、氏神神社がなかったのです。
氏神様は、当時位の高かった苗字(氏)を持つ方々を守ってくれていた神様ということになります。

一般の人々が苗字を使うようになったのは、明治時代になってから。好きな苗字を自由に付けることができたので、住んでいる土地に因んだり憧れの名前を真似たりする人もいました。

つまり誰もが「氏」を名乗れるようになったことで、「氏神様」の意味が本来の定義から徐々にズレてきたということです。

一番身近な神様は産土神

では、苗字を持たない庶民を守ってくださる神様はいなかったのかというと、まったくそうではありません。
生まれる前から亡くなった先までも、ずっと守り続けてくれる神様がすべての人にいると考えられていました。

その存在が、産土神(うぶすながみ)です。

産土神は、その人が生まれた土地を守ってくださっている土地神様のこと。
詳しくはこちらをご覧ください ⇒ 『産土神リーディング®』

とても古くからある言葉で、1300年前に編纂された『日本書記』にも産土神(うぶすながみ)という文字が確認されています。

昔の人々は、生まれた土地から動くことはほとんどありませんでした。誰もが生まれた村で一生を過ごすのが当たり前だったのです。
ですから、一つの土地で命を授かり、無事に生まれ、重い病気にかかることもなく育ち、伴侶や仕事とのご縁を得て、子宝にも恵まれる……といったライフステージを同じ土地で過ごすのが当たり前といった感覚です。
そして、そのすべてのライフステージを見守ってくれているのが、生まれた土地の神様である産土神(うぶすながみ)だと捉えていました。

農作物に関してもそうです。
例えばお米が実るのは、お天道様の力と土地の力(産土神)が合わさってできた恵の産物。神々からいただいたパワーを食物として身の内に取り込むことで、人間は元気に暮らすことができるんだという繋がりを感じていたのです。

ですが明治時代になって日本が近代化していくと、仕事で都会に出る人が増え、人々は生まれた村から動き始めました。引っ越しに対する抵抗や罪悪感も徐々に薄れていき、故郷を離れて暮らす人が増えていったのです。

さらに時代が進んで太平洋戦争後に「神社庁」が設立されると、神社に関する言葉の使い方、考え方が時代に合わせて整えられ、神社の区画整理も行われました。区画の変化に関してはそれ以前にも、廃藩置県や神社合祀令にともなって変わっていった経緯があります。つまり、住んでいる場所は同じでも産土神社や氏神神社が、時代によって変わることもあるということです。

このように、時代の移り変わりによって常識は変わり、忘れ去られる知識や使われなくなる言葉が実は沢山あります。歴史が長い日本なら尚のこと、その変遷が多いのです。

これを読まれている方はぜひ
産土神(うぶすながみ)」という概念が昔は一般的だったこと
「氏神(うじがみ)」という言葉は昔とは少し異なる意味で今は使われているということ

を、ぜひ頭の片隅にでも良いので置いていただけると嬉しいです。

願い事は産土神に届けよう

例えば人も同じですが、自分を一番応援してくれたり何かあったら助けてくれたりする人は一番身近な人ではないでしょうか?神様もそれは同じで、一番後押ししてくれる神様は一番身近な神様です。

そしてそれは、先程から紹介している産土神(うぶすながみ)です。

生まれた土地から離れて暮らす人が増えても、管轄区域が変わっても、それでも産土神は変わらずその人のことを一生涯見守り続けてくださっています。
ですから、まずはぜひ産土神に感謝の気持ちを伝えたり、願いや悩み事を相談したりしてみてください。その上で、お住まいの近くにある氏神神社や、気になっている有名な神社などにも行ってみると、より後押しが増えるでしょう。

「大きな神社だから」
「有名な神様だから」

という参拝も一つとしてはありですが、
人間関係と同じで、身近な人をないがしろにしては上手くいくこともいかなくなります。

ぜひ、昔から伝わる産土神(うぶすながみ)という神様がいて、生まれる前からあなただけを見守ってくれ、何があってもサポートし続けてくれる人生最大の味方だということを忘れないでください。

まとめ

今回は氏神様の本来の意味と、古くから人々を守ってくれると伝わってきた「産土神(うぶすながみ)」についてご紹介しました。全ての人に、マンツーマンの教師のように、あなた専門で開運を担当してくれている神様「産土神」が付いてくれています。

産土神のように、歴史の変遷の中で変わっていき、埋もれてしまった先人の知恵は数多くあるのです。
これを機に、今こそ古い知恵を掘り起こし「温故知新」として生活の中に取り入れてみてくださいね。

そして現代の新しい知識と組み合わせれば、見えない存在からの後押しも断然多くなりますよ!


産土神についてもっと知りたいという方はこちらもご覧ください。
『産土神リーディング®』 
『【お宮参り】どこの神社?本来の意味は?後押し100%になる産土神の知恵』

産土神は一生もの、一度リーディングをすれば一生変わることはありません。
氏神と一緒に、あなただけの開運の窓口である産土神の存在もこの機会にぜひ感じてみてくださいね。