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大杉日香理ブログ

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ファンに想いを届ける企業が成功する! 新時代のビジネスモデルの鍵を握る「応援者」

今、ビジネスモデルは変化を求められている

企業を運営していく上で必ず意識しなければならないもの、それがビジネスモデルです。
いかにして収益を上げるか、また、事業のターゲット層をどこに設定するかなど、体系化するためにビジネスモデルの構築に力を注ぐ企業は少なくありません。

これまでさまざまな事例が誕生し、それらは新しい事業を始める際にはとても参考になります。しかし、今年以降はビジネスモデル自体の考え方が大きく変わっていくようです。

もちろん変わらないビジネスもありますが、現在の情勢を見てもターゲットとなるお客様の意識が大きく変わっている以上、どんな企業も少なからず影響は受けるはずです。

では、その影響が企業にとって悪いことかというと、そんなことはありません。
その理由の一つとして、企業が「より自分たちが必要とされている場所に行きやすくなる」ということでもあるからです。

人生を無駄にしない購入スタイルへ

この度のコロナ禍で多くの人が自分の生き方を考え始めたことは、ブログやメルマガで繰り返しお伝えしてきました。
これは、消費者の意識だけでなく、モノやサービスを提供する側の意識としても考え方が大きく変わったことを意味しています。

振り返ると私たちはこれまで、どちらかといえば感情でモノやサービスを購入することが多かったのではないでしょうか。

しかし、新しい時代がスタートした今は違います。
お金の使い方を含め、人生という限りある時間を無駄にしたくないという意識が芽生えたのです。

より心地いいもの、自分がよいと思ったものに囲まれて暮らしたい。そうした欲求が高まってきています。
それが例えば移住という選択を生む場合もあれば、人との関わり方を考えるきっかけになったという人もいます。もちろん、何を購入するかの判断基準も大きく変わりました。

今まで「あ、これほしい!」「これもおもしろうそうだな!」と、衝動的に商品を購入していた人も、より慎重に選ぶようになったのです。
明確とまでいかなくても、ある程度の意志を持って買うようになったということでしょう。

こうした意識の変化は、消費者だけではありません。事業者の意識にも多大な影響を与えています。

モノやサービスが飽和した状況で、ブランド化や価格競争を通して他社と戦ってきた経営者の方々も、自分の生き方を見つめ直した時、違和感を覚えた方もいるようです。

「他社が作っているのなら、自分たちが作らなくてもいいのではないだろうか」
「自分たちだからこそできる事業を展開していきたい」
「今までリスクが怖くてチャレンジしてこなかったけど、今なら新規事業に踏み出せるかもしれない」
こうしたビジネスへの取り組み方や視点の変化が起こるのも自然なことでしょう。

ビジネスモデルに想いを込める大切さ

消費者と事業者、どちらも意識が変化したわけです。ビジネスモデルも新しい時代に適したものへと進化していくのも当然です。
逆を言えば、以前のままの感覚で事業を展開していけばいくほど、顧客離れを生んでしまいます。

ただし、ビジネスモデルはあくまで「型」であり、フォーマットです。
これからはこの無味乾燥な仕組みに経営者が自らの想いを込めることが必要です。
そして、その想いをキャッチした消費者が企業を応援する。そうしたカタチが増えていくことが予測できます。

なぜなら、消費者はより共感できる企業を探しているからです。
例えば、同価格帯のAとBの似た商品、どちらを購入するか迷った場合、これまでは直感的に購入していた人も、これからは違います。

どちらの生産者が自分の考えに近しいか、よりファンを大切にしてくれるのはどちらか、それを考え、確かめる。
意思を持って購入するとはこういうことなのです。

こうした消費者意識の変化を考えた時、経営者もまた新しい道が見つかるはずです。
これまで二の足を踏んでいた事業も、応援者を集めることさえできれば実現できるということです。
そのためにも事業者は想いを表現し、ファンとコミュニケーションを図ることが重要になってくるのです。

月に3日しか営業しない精肉店

私たちATEAのお客様の中に、和牛専門の精肉店を営む経営者の方がいます。
こちらのお店は実店舗とネットショップの両方を展開しているのですが、驚くことにどちらも月に3日間しか営業をしていません。

もちろん、その他に事業は行っておらず、精肉店のみで大成功をおさめているのです。
実店舗では営業日に和牛を求めるお客様で行列ができ、売り切れ続出という人気ぶりです。

このビジネスモデルで注目に値する点は、ただのパフォーマンスではないところにあります。
お客様に最高のお肉をお届けするために、入荷する子牛にこだわり、育て方に工夫を取り入れる。だからこそ生産に時間がかかり、営業時間を短縮する必要があった。
つまり、その情熱があったからこそ、この営業方法にたどりついたのです。

ポイントは、ビジネスモデルという仕組みから始まったわけではないという点です。
ファンを大事にしたいという想いから生まれたスタイルであり、事業者の情熱に対してお客様が応援者になっているという事実です。

お客様を「応援者」として捉え直す

ビジネスモデルとはあくまで有形の「型」です。
これを作り上げるのは無形の「想い」です。

お客様からの信頼という、実体としては目に見えないものを大切にした結果、形として自然に型が現れてくる。
これは日本でも古くから行われてきた商いのあり方でもあります。

これを考えた時、これからのビジネスで一番軸になるのはお客様視点になります。
もう少し具体的に言えば、消費者を従来の「お客様」ではなく、「応援者」として新しく捉え直す。
そうすると、また違うビジネスのカタチが見えてくるのではないでしょうか。

今回ご紹介した精肉店のように、規格外のビジネスモデルで成功している事例は他にもたくさんあります。
ATEAの神旅でも、こうした規格外のビジネスモデルを行う企業を訪問する機会があるので、興味のある方はぜひご参加ください。

自分の想像を超えた刺激に触れることはもちろん、新しい時代の方法で実績を残している企業を実際に目にすることは大切です。
「自分にも新しいビジネスモデルを作れるかもしれない」、そんなチャレンジ精神に火を灯す燃料になるような情報を、ATEAはこれからもお届けします。

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