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大杉日香理ブログ

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「腑に落ちる」「腹落ちする」の本当の意味と、行動に移せるようになる方法

深く理解する、納得することなどを「腑に落ちる」「腹落ちする」などと言います。
腑に落ちると行動に移せるようになり、結果にもつながりやすくなりますが、ではどうすればそういった納得感を持って行動できるようになるのでしょうか。今回は「腑に落ちる」について深掘りしていきたいと思います。

「腑」とは

まずは「腑に落ちる」の「腑」とは何かについてです。
腑とは五臓六腑のこと、つまり内蔵のことを指しています。

しかし「腑に落ちる」というときには、首から下の胴体というイメージの方が合っていると思います。
「頭」で理解して、「胴体」に落とし込むといった意味合いです。

腑に落ちるには時間がかかる

では、頭から胴体に理解を落とし込むまでの流れを説明します。

脳(頭)は、物事を思考したり分析したりする場所です。
でも頭で理解しただけでは、なかなか行動に移せません。頭から体へ信号を送る必要があります。体中に張り巡らされた神経回路を通り、縦横無尽に電気信号を送るのです。

この神経回路を、高速道路に例えてみましょう。
頭から体へ信号を送り、体で感じたことを再び脳へ届ける。この往来をスムーズにするには、道路がきちんと整備されている必要があります。

普段からよく使っている高速道路なら道も綺麗にメンテナンスされていて、特に意識しなくても通ることができるでしょう。
ですが、一度も使ったことのない道はまるで獣道のような状態。まずは草を刈って、ブルドーザーで道を作って、コンクリートを固めて……とやることがたくさんあります。
このように未使用の神経回路を開通させるには、何度も指令を送り続ける必要があるのです。

神経回路が開通したら、あえて意識しなくてもスムーズに信号を送れるようになります。すると、筋肉の付き方や血流、食物などからとったエネルギーの分配先が変わっていき、体にも変化があらわれます。

このように【頭で理解する】→【体で納得する】には何度も信号を送りつづけることが重要で、そこには時差があるのです。

頭と体の感覚がつながる瞬間

このような経験はありませんか。
「こういうふうになりたい」という人の話を聞いたり本を読んだりしてみたけど、意味がよく分からない。単語は理解できても、言葉としての意味、相手が何を伝えようとしているのかが分からないといった状態です。

人間は、これまで自分が知らなかった考え方や物の見方を、すんなりと理解することができません。

単語は読み取れても
「それって何の意味があるの?」
となるので、当然納得もできず行動にも移せないのです。

ですが先ほどのように、何度も何度も意識を向けていくうちに神経回路がつながり、意味が分かるようになれば

「なるほど!それならこうしよう」
「そういう意味ならやったほうがいいよね」


と納得できるので、行動に移せるのです。

つまり、「腑に落ちる」「腹落ちする」とは、頭で感じたり理解したりしていたことが、「あ!なるほど!!」と体の感覚とつながることです。

腹落ちさせるために意識すること

では「腑に落ちる」の状態になるためには、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか。
ポイントは二つです。

1)相手の言わんとすることを理解しようと、意識しつづける
2)すぐに分かろうと焦らない


相手との共通点があれば、話に共感する点も増えるので内容も理解しやすくなりますが、逆に共通点が見出せない場合は、なかなか理解するのが難しいです。

焦っても一長一短には、神経回路は開通しません。
変化が感じられないうちは疑心暗鬼になるかもしれませんが、「そもそも開通には時差があるんだ」と理解しておけば、焦る必要もなくなります。

イライラ・反発したくなったら

相手の言っていることの意味が分からないとき、腹落ちしていないとき、人間はつい
「相手の伝え方が悪いんだ」
と、相手側に問題があると思って反発したり、イライラしたりしてしまいます。

ですが、それでも相手の考え方、捉え方、物の見方を学びたいのであれば、そこは冷静に観察・意識を向けつづけてみてください。
なぜなら反発したくなるような考え方の人との出会いは、新たな神経回路を増やすチャンスだからです。

それでも意味が分からないときは、行動や態度などの「非言語」をふくめて観察してみましょう。非言語には、まるでその人の伝えたいことを解読するために引く辞書のように、たくさんのヒントが詰まっています。

「気付き」を積み重ねる

こうして意識しつづけると、少しずつ世界がつながってきます。

「こういうことだったのね!」という気付きが日常的になり
「理解した!」「また理解した!」と発見が増えていきます。

たとえば「1億円を稼ぐビジネスのアイデアは街中に溢れている」と言われることがありますが、これも最初は分からなくても、向き合いつづければ回路がつながり「こういうことか!」と理解できるようになるのです。

気付きは1つだけだと面ですが、2つ、3つと増えていけば立体的にイメージできるようになります。
ようするに、気付きを積み重ねることで知りたい世界が立体的に見えたとき、「腑に落ちる」のです。

まとめ

今回は、「腑に落ちる」「腹落ちする」の意味と、そのための方法についてお話ししました。まとめると

  • ●「腑に落ちる」「腹落ちする」には時間がかかる
  • ●疑心暗鬼にならず、意識を向けつづければ神経回路が通る
  • ●理解できずにイライラしたり反発したくなったりしたらチャンスだと思おう
  • ●言葉だけでなく非言語部分も観察してみる
  • ●気付きを積み重ねることが「腑に落ちる」「腹落ちする」につながる


となります。ぜひ参考にしてみてください。

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