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大杉日香理ブログ

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大杉日香理オススメの漫画紹介!『ありをりはべり』

今回は私のオススメ漫画を紹介したいと思います。
先日「日香理さんオススメの書籍はありますか?」というご質問をいただきました。もちろん好きな作品はいくつもありますが、今回はATEAがお伝えしている世界観と似ていて、読みやすい作品をご紹介します。

オススメ漫画『ありをりはべり』

ぜひ読んでいただきたいのは、日向なつお先生の『ありをりはべり』という漫画です。昔『Kiss』(講談社)で連載されていたもので、現在は単行本で全8巻が発売されています。

講談社コミックプラス『ありをりはべり』

どういったお話かというと、
神様が見える主人公の女の子と友達とのヒューマンストーリーで、そこに人間と神様との関わりも描かれているという、ほっこりする物語です。

この漫画のオススメポイントは、人間と神様とのコミュニケーションが非常にわかりやすく描かれているという点です。

「神様とのコミュニケーションは、あまりかしこまらずフラットでいいんですよ」
とATEAのサービスでは伝えていますが、まさにそんな距離感が描かれています。

『ありをりはべり』から学ぶ日本の神様との距離感

「神様」と聞くと、どうしても人間より一段も二段も上にいる存在をイメージしてしまいがちです。
でも、そういった序列は結果的に生まれたもので、最初から序列ありきだったわけではありません。

尊敬していたから序列ができたという感覚が、日本古来の神様感です。

この順番が逆になってしまうと
「序列が上だから礼を尽くさなければならない」
といった義務感になってしまいます。
※序列をつくることが悪いということでも、礼を尽くす必要はないという意味でもありません

縄文の昔から、日本人にとっての神様とは、日常的に当たり前に存在しているものでした。八百万の神々と言われるように、身近な道具から壮大な自然まで、あらゆる神々と一緒に生きてきたのです。
けっして、神々しい光が頭上からどどーんと現れ、お告げをくださるという神様像ではありませんでした。もちろんこのような捉え方の宗教が良い悪いという問題ではないです。

そんな日本の神様感は、現代にも残っています。
たとえば、幼いころから大切にしていたおもちゃを捨てられなかったり、先祖の形見を大事にとっていたりする人がいるのは、そこに物理的な価値以外のなにか、神様が宿るという感覚を持っているからではないでしょうか。

自分のルーツを知ることが生きる力になる

最近はこういった話になると、
「宗教的だ」
「科学では実証できない」

と言われることもあります。

ですが、ほんとうに過去の思い出や目に見えないものは不要でしょうか。

もしそうだとしたら、突然記憶喪失になっても問題はないはずです。
でもいざそうなると、とたんに「自分はどこの誰なのだろう?」と気になり過去の思い出や記憶を探し始めるはずです。

私たちは感覚的に、自分の根源やルーツが「生きていくための力」になることを知っています。

人間と神様は○○でつながっている

自分のルーツを大切に思う感覚のひとつが「ご先祖様を大事にしよう」という考えだと思います。
ご先祖様は、自分とのつながりを論理的に説明できるので、感覚的にも論理的にも納得しやすい存在です。

一方「神様」の場合は、その存在の捉え方が千差万別なだけではなく、自分とDNAがつながっているかどうかなんて科学的にもわかりっこない存在です。ですから、納得できない、ピンとこないという人もいます。

ですが、こうは考えられないでしょうか。
今の日本につたわる文化や風習は、歴史を生きてきた先人たちの「心理の影響」を受けて成り立っています。そこに登場する一人一人は「心の中に神様を置く」ことで信念を強くしていたのです。実際に神様が存在したかどうかは別として、です。
強い信念は、時代の風潮に合わせた倫理観と結びつき、歴史を動かすようなエピソードをうみだしてきました。「戦」だってそのひとつです。
そして、こういったエピソードの積み重ねの上に、私たちは生きています。

つまり、神様と科学的なつながりはなくても、日本人が「心の中に置いていた神様」とは歴史的に繋がっていると言えるのです。

神様付き合いは人間付き合いと同じ

では、「心に神様を置く」とはどういうことでしょうか。
それをわかりやすく描いているのが、今回ご紹介させていただいた『ありをりはべり』です。この物語には、仰々しい神様も特殊な儀式も出てきません。

むしろ、人間と同じように悩んだり困ったり、なんなら愚痴を言ったりする神様ばかり登場します。そんな神様たちと人間たちとで話し合っている様子は、まさに井戸端会議

これが先人の方々の「神様付き合い」の基本形です。
人間同士の付き合いと同じで、主語を「人間」→「神様」に変えても違和感がないようなお付き合いです。これをベースに、神様にも得意分野がそれぞれあって……と派生して今のような形になっていきました。

まとめ

今回はオススメ漫画『ありをりはべり』をご紹介しました。

個人的なオススメポイントは
●日本人と神様とのコミュニケーション感覚
がわかりやすく描かれていて、腑に落としやすいという点です。

また、漫画なので、活字だけじゃなく視覚的にも登場人(神)物を捉えることができます。とくにこの作品は、多くの人にとって親しみやすい絵柄だと思うので、それもオススメしたい理由の一つです。優しい絵のタッチからも、神様と人間との優しいコミュニケーションをぜひ感じ取ってくださいね。

ちなみに私は、アニメも好きですし、小説も読みます。
それぞれの媒体の良さがあり、五感のどこを鍛えたいかによって媒体を選ぶという方法もあるんです。が、その話は長くなりそうなので、またの機会にお話しできたらと思います。

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