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大杉日香理ブログ

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パラダイムシフトでは「懐の広さ」が武器になる

変化は加速度的に進んでいる

新型コロナウイルスが世界中で広まりはじめてから数カ月が経ちました。みなさんもすでに生活や仕事の中で変化を如実に感じていることと思います。

その変化を表す言葉として、ウイルスとともに生きる「ウィズコロナ」や、パンデミックが過ぎ去ったあとの世界「ポストコロナ」「アフターコロナ」などの用語が登場しているのは周知のとおりです。

パラダイムシフトが起こっている間は、継続的にさまざまなコト・モノが変わり続けることになります。
そして、同時に私たちがこれまで持っていた常識や価値観もどんどんと変わっていきます。

例えば、これまで当たり前とされていた会社に出社するという慣習も、リモートワークで対応できることがわかり、通勤の必要性に疑問を持った方も少なくないはずです。

また、商談や打ち合わせは対面で行うのが常識でしたが、ZoomやMicrosoft Teamsなどのオンラインサービスを積極的に活用する企業も増えています。

時代の空気を読み違えるとピンチに

こうした変化は、消費者の視点に立っても同様のことが言えます。

これまでネットの広告や記事などで蔓延していた「煽り」や「釣り」と呼ばれる手法。コロナ禍で助け合いやつながりが求められている今、以前よりもさらに嫌悪されるようになりました。

まだまだ感染リスクが高い中、ファッション系の雑誌やネットメディアで「おでかけコーデ」といった特集をされても、読者としては「ん?」と、違和感を覚えるでしょう。

情報を発信する立場からすれば、こうした違和感に気づかないと、企業の信頼性を失う危険性すらあるのです。

日々、状況が変化する中、次の一手を打つ判断力の重要性は、ビフォーコロナよりも明らかに増しています。現状の路線を進むのか、それとも進路を変更するのか、はたまた撤退か。

この判断において、過去のデータや経験をもとにロジックを組み立てようにも、変化の真っただ中にある状況では困難です。

だからこそ、今の時期に最も必要なのが「直感」であり、時代の空気や新しい価値観を感性で捉えることが大切になります。

懐が広いと情報が向こうからやってくる

さまざまな場面で新しいモノ・コト・ルールが生まれている中で、消費者の意識の変化をいち早くキャッチし、取り入れていくこともビジネスにおいては重要です。

そして、こうした状況下だからこそ強さを発揮するビジネスリーダーもいます。
そうした方々には共通する特徴があり、その一つが「懐の広さ」です。

例えば、普段から柔和な雰囲気を持ち、声をかけやすいタイプの人がいます。このような方と会話を始めるとついつい話が長くなり、余計なことまで打ち明けてしまった、なんて経験はないでしょうか?

また、何か困ったことやトラブルが起きた時、ふと顔が思い浮かぶ方が周囲にいないでしょうか? いつも的確なアドバイスをくれるだけでなく、話すだけでも安心できる人とのつながりは、それだけで心強いものです。

社員やスタッフにとってこうした存在が経営者や上司の場合、その企業はこれからの時代、とても強い組織になる可能性を秘めています。

なぜなら、声をかけやすく、常に周りに人が集まるということは、いろんな情報が集まりやすいということでもあります。

経営方針や商品・サービス開発の決定権を持つ方々にとって日々の情報収集は不可欠であり、向こうから情報がやってくるようになれば、それだけでビジネス的価値は高まります。

特に今のパラダイムシフトでは、情報も常に更新されていきます。新型コロナの状況はもちろん、国の政策も含め、市況がどんどんと変化する中、それに対応してビジネスを変化しさせていくことは必須になります。

植物に話しかけるだけでわかること

懐を広く、深くして人とのコミュニケーションを上手に行っている人は日々新しい情報を手にすることができ、また、自身が助けてほしい時や欲しい人材を探している時でも、すぐに力を貸してくれる人が現れるものです。

しかし、これまでスタッフや社員と距離を取っていた方や、大きな組織の経営者や重役となると、すぐにスタイルを変えるのは難しいでしょう。

ただ、「懐の広さ」は、間違いなく今の時代に必要な能力なので、身につけておいても無駄にはならないはず。そこで、「人の器」とも言い換えられるこの能力の磨き方をお伝えします。

日常の中でできる方法の一つが、「植物に話しかける」ことです。通勤の途中に生えている街路樹や花でかまいません。お気に入りの植物を一つ見つけて、まるで旧年来の親友のように挨拶をしてみてください。

「おはよう」や「こんにちは」、「今日も元気?」など、毎日気軽に声をかけ続けてみましょう。すると、植物が“ただそこに立っているだけの存在”ではなく、季節によって変化する生命であることに気づかされるはずです。

そして、街のいたるところに生命は存在し、私たちの社会に息づいていることにも気づくでしょう。これは、それまで見えなかった世界が見えるようになった証拠であり、格段に視野が広がったということでもあります。

たったこれだけの習慣を持つだけで、あなたの視野は大きく広がります。そして、結果的に周囲の人たちの心の機微にも気づけるようになり、それが他人を引き付ける魅力にもなるのです。

ピンチになった時、動じない人は強い

ここまで読んでみて「なんだ、そんなことか」と拍子抜けした方もいると思います。実は、そう感じた方にこそ、これを実践してほしいのです。

私たちはビジネスを進める中で、常に人間のことばかりを考えています。社員やお客様はもちろん、世の中の動向を調査する時など、すべて人間を対象にしているはずです。

つまり、世界を“人間だけが生きている社会“として捉えることに慣れてしまっているのです。

ですが、実際はどうでしょうか? 今回のコロナ禍にしても、近年増え続けている自然災害にしても、人間社会だけを考えていては対処できない事象が少なくありません。

人間社会だけでなく、自然全体までも視野に入れて生活やビジネスを行うことは、人の力を超えたトラブルや困難に対応するための準備にもなるのです。

懐の広い方の特徴の一つに、何が起きても動じない、というものがあります。これは、世界の捉え方がいわゆる「通り一遍」ではなく、さまざまな角度から捉えられているからでしょう。

ピンチになった時、動じない人は強い。あわてず心に余裕を持って周囲の人の声を聞き、苦境を乗り越える工夫をしようと努力できる人こそ、次の時代のリーダーにふさわしいのではないでしょうか。

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