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大杉日香理ブログ

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後押しを受けるならどの神社にいく? 組織図から読み解く神様の「格」

視野の広さで決まる神様の「格」

全国各地に存在する神社。そこに祀られている神様がその土地にどのような影響力を与えているか、ご存知でしょうか?

実は、神社の影響力は「土地」に関係しています。
神様がどの範囲の土地を見てくれているか。それによって影響力が大きく変わるのです。
これを神様の「格」と表現しています。つまり、レベルです。

例えば、大企業の本社ビルをイメージしてください。組織図でもかまいません。
まず組織を支える一般社員の方々がいて、その上に課長、部長、専務、社長、会長といったふうに組織が成り立っていると思います。

この役職の違いは、権限の多さや、どれだけ俯瞰して物事を広く見ているかによる、ともいえます。
やはり一般社員の方は権限も少ないと同時に、社長や会長と同じレベル感で組織全体を俯瞰して運営するにはまだ経験不足でしょう。
違いは、そういった視点をどれだけ持てるかにあります。

そして、これはそのまま神様にも同じことがいえます。
つまり、神様の影響力と俯瞰できる視野の広さというのは連動していて、それが神様の格になっていくのです。

「格」によって担当エリアが違う

神様の格をわかりやすく組織図などでお伝えしましたが、実際のランクは影響を与えている土地の広さになります。

先ほどと同じく会社組織に例えると、営業の場合、社員によって担当するエリアが決まっていると思います。
中央区銀座なら、初めは1丁目だけを担当していた人が、経験を積んでいくと2丁目まで担当するようになり、そのうち中央区全体を見るようになる。

どの範囲まで見ることができるかによって、その社員の社内での影響力は大きく変わります。

中央区全体を統括するようになると、次は23区すべてを見ることができるようになり、その次は東京都、その次は関東地方、東日本、日本全土、アジア全体と広がって、そして地球全体になるわけです。

神様に話を戻しましょう。
土地は地球全体にあるわけで、地球の中でいうなら地球全体の土地に権限を持っているという土地神がトップになります。組織でいえば社長です。

あいさつに伺うならまずエリア担当者から

それぞれの土地を担当している神様がいる。
それなら、私たちがビジネスを土地の上で行う以上、当然ですがその土地の神様と仲良くしておくべきです。

自分がどの土地にどの範囲まで事業を広げたいか、顧客をどこの土地に創造したいか、事業所をどこに移転させたいか、どの事業所の売上をあげたいか。そうした思いをスムーズに実現させるには、やはりその事業所や顧客層がいる土地の神様と懇意にしていたほうがいいわけです。

では、懇意にするなら誰か。そういうと、思い浮かぶのはトップや幹部などの影響力が強い神様ではないでしょうか。
しかし、まずはその地域全体よりも、その土地を担当している一般社員のところにいくべきです。

なぜなら、その土地を一番知っているのは、地主のようにそのエリアのことをなんでも把握している担当者だからです。

そして、この地域を一番よく知る神様のことを「鎮守様」と呼びます。

一括りに氏神と呼ぶのは間違い

神社に参拝することを「氏神に参りにいく」と言う方がいます。
しかし、神社に祀られている神様を一括りに氏神と呼ぶのは少々乱暴です。

というのも、氏神という神様の他に、鎮守様や産土神という概念があります。
それぞれ違う神様ですが、明治維新の時に明治政府がさまざまな宗教改革をした結果、すべて一括りにして氏神とした、という経緯は意外と知られていません。

この時期に、それぞれの神様の概念も埋もれていってしまって、大切にされる神様の優先順位も大きく変わり、神社祭祀の方法なども法律が新しく定められていきました。

そんな中、時代は移り変わり、太平洋戦争に突入していきます。
そして国家神道という、それまでの神道とは概念が違うものが政治の中に絡んでいったという歴史を経て、結果的に太平洋戦争において日本は惨敗してしまいます。

無謀な戦争だったことは誰もが理解している中で、戦後の国家神道へイメージもまた最悪なものになっていました。
そうすると今度は神道離れが起きるので、国家神道は日本古来のものではないというイメージの一新も含め、戦後に神社庁という現在の組織ができたのです。

後押ししてくれる相手をきちんと知ろう

神社から人心が離れていく時に、「これはこういう神様ですよ」「こういったご利益がありますよ」「参拝方法はこうですよ」などと細かく説明しても伝わらないのは当然です。

そうすると、神社が廃れないことを一番の目的として、神様を祀ることそのものから人が離れないようにしようという改革が起きるわけです。

そもそも、戦後は生きるか死ぬか、食べる米があるかないかという状況です。
そんな中で、とにかく神道を復活させるためには、正確な神様の知識よりも、まず神社にきて触れてもらい、参拝の文化を忘れないでもらうほうが重要でした。
そこで、細かいことはひとまず置いておいて、神様を一括りにした、というわけなのです。

なので、実はみなさんの氏神の捉え方そのものも、実は本来の正確な形でない部分があり、産土神や鎮守様などの概念と混同しているケースも少なくありません。

もちろん、こうした歴史的事実をすべて知る必要はないと思います。
しかし、この令和の時代にまで神道という文化が残っていて、そしてみなさんが参拝に足を運ぶのであれば、神様の違いや影響力の強さなどを知っておいても損はありません。

特にビジネスで後押しを受けたいとなればなおさらです。
自分が願いを伝えているのがどんな存在で、どれほどの影響力を持つ神様なのか。
興味がある方は、ATEAのサービスを通して学んでみてはいかがでしょうか。

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