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大杉日香理ブログ

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人生の余白を豊かにする”ことが、 中小企業にとって生き残るカギになる!

不安定な時期こそ感覚はフラットに

昨年からのコロナ禍の影響により、いまだ経済的にも世情的にも混沌とした状況が続いています。

中でも経営者の方々は、二転三転する政府の発表に困り果てていることでしょう。
コロナ対策も含め、ビジネスとして変化を求められることも多く、対応に大忙しだと思います。

ですが、はたしてそうした状況は今に始まったことでしょうか?
コロナ以前、事業を進めるにあたって常に先を予測できていたかと言えば、いつの時代も「一寸先は闇」だったわけです。

しかし、今の状況を「これまでもそうだったよね」とフラットな感覚で冷静に捉えられる人もいれば、「そんなこと言っても、現にコロナ禍で大変なことになってるじゃないか」と、不安になる要素ばかりをピックアップしようとする人もいます。

後者の場合、自分一人で焦っているだけならともかく、周囲まで巻き込むことが少なくありません。フラットな感覚でいた人もつられて不安になり、それが連鎖していくという最悪なケースも考えられます。

大切なのは、そうした状況に巻き込まれないように対策を打つことです。
それによって安全な状態を保つことができれば、反対に巻き込まれそうな人に対して「そんなに慌てないで」と事態を好転させることだってできるのです。

“付け合わせ”で人生の彩りは変わる

フラットな感覚を維持するにはいくつかの方法があります。
その一つが、自分の人生を料理が盛り付けられたプレートに見立てて振り返る、というものです。

まずは、よくある料理がのせられた“ワンプレート”をイメージしてください。
例えば、メインディッシュはハンバーグで、そのまわりに野菜などの付け合わせがあるとしましょう。
このハンバーグを仕事だと捉えた時に、残りの付け合わせがどんなものだと、あなたの心は躍るでしょうか。

炒めた黄色いコーンがあったり、緑色のプロッコリーがあったり、人参を甘く煮たグラッセがあると、同じハンバーグでも彩り豊かになって、印象がガラリと変わります。

もちろん、ハンバーグにかけるソースをトマトソースにするか、チーズソースにするかでも、茶色以外の色を入れることができます。
ですが、それにしたってハンバーグはハンバーグです。

それなら、「ハンバーグ=仕事」をもっと活き活きと彩りよく、おいしく食べたほうが人生を楽しめるというもの。
そのために、このプレート(あなたの人生)の付け合わせをいかに魅力的なものに仕上げるかがポイントになるのです。

すべてを仕事に結びつけてはいけない

では、付け合わせにはどんなものが考えられるでしょうか。

趣味や習い事、家族や友人との時間や、ジムに通うというのもあります。本業には関係のない、興味から始めた副業だってよいでしょう。
つまり、仕事以外の余白にあたるものであればなんでもかまいません。

もちろん、そういうことに常日頃からチャレンジされている方もいると思います。
ですが、仕事と分けて捉えられていない方が多いのも事実です。

例として、体を鍛えるという行為について考えてみてください。
ジムに通う理由として、「仕事を長く続けるため」とか、「仕事上での自分の見た目をよくするため」など、結局は仕事と紐づけて考えている方が少なくありません。

それが悪いわけではないのですが、その考え方だと、いざ仕事がうまくいかなくなった時などに、健康もおろそかにしてしまう恐れがあります。

健康は人ができる限り元気に過ごすために必要なものであって、仕事は関係ありません。
しかし、特に仕事熱心な方ほど、いつの間にか人生の余白の部分や、健康までも仕事の一つの要素として捉えてしまうのです。

プレートは3か月ペースで見直していく

そもそもこれまでの時代では、仕事以外の余白の部分は軽視されていました。
趣味や習い事に熱中すると、周囲から「遊んでばかりいて」と言われてしまうこともしばしばありました。

たしかに仕事と余暇といったカテゴライズはあるものの、人生を俯瞰してみると実は並列にあるものです。
そこに対する穿った見方というのは、これからの時代には必要ないでしょう。

仕事以外の部分の付け合わせは、料理に旬を取り入れるように、その時の気分に合わせたもので問題ありません。
今の時期はハンバーグをこんなふうに焼いて、盛り付ける付け合せはこれとこれとこれ、といったようにライトに考えて変えていくと生活にリズムが出ます。

新しい習い事を始めたり、興味が湧いてきたことを深く調べたり、プライベートで以前から会いたかった人に会いに出かけるなど、そのタイミングでしかできないこともあるはずです。

そうして少しずつ変化するプレートを3か月ほどのペースで見直していくのがベストです。
何より大切なのは、仕事以外に余白の部分(付け合わせ)があるからこそ、彩り豊かな一つのプレートにまとまっていることを理解することです。

どれも必要であり、それぞれが生かしあっているという、フラットな目線で見てほしいと思います。

企業も「人格」が問われる時代に

これから中小企業が生き残るためには、顧客との関係性を築くことが大切になります。それを考えると、より人間らしい法人格になる必要があります。

法人格に「人」の文字が入っているということは、単なる機能としてではなく、どのような人柄であるかが問われるということ。

人間でも一対一の信頼関係を築くために、人格をどう磨くかという命題があります。同じく企業も、法人格としてどのように人格を磨くのか。

これまでの時代は理念やお客様に対する姿勢、コンプライアンスといったものを人格のように捉えていたと思います。

もちろん、それも大切なことですが、一人の人間として考えたら、約束を守ることや、相手を大切にすることは当然のことです。事業になれば責任がつきまとうので、さらに重視される部分ではあります。

ただ、小商いになればなるほど、人柄を感じさせるような運営、身近に感じられる考え方というものが必要です。

それは、温かさなのか、人情なのか。
そうした“人間味”を感じさせるには、笑顔で人生を楽しんでいるスタッフが集まる企業であることが前提になります。あなたの会社はどうでしょうか?

効率化、生産性といったものを重視する時代に生きてきた人こそ、今現在の自分のプレートを見つめ直してみてください。
あなたのプレートには、どんな付け合わせが盛り付けてありますか?