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大杉日香理ブログ

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【経営と神社】経営者が神社に参るべき本当の意味とは

神社にお参りすると売上が上がる、業績が良くなる、良い人材が集まる・・・経営者の間でまことしやかにささやかれている話です。しかし、この話はもっと深く掘り下げていく必要があります。今回は「神社と経営」に関する本来の意味をロジカルに解説していきますので、お付き合いください。

経営者が神社に参拝すべき理由とは

神社に参ると売上が上がるのは本当?

さていきなりですが、神社に参ると経営に必要なさまざまな運や後押しが来るというのは事実です。しかし直接関係している訳ではない、そんなことは迷信だ、という考えもまた事実です。

大事なことは、そこにどういう構造があるのかということ。「なぜ、神社に参ると業績が上がるのか」という構造を、ビジネスパーソンならば論理的に知っておいた方がいいでしょう。

例えば、「スイッチを入れればライトがつく」という現象を考えてみてください。スイッチとライトがどういう構造になっていているのかを理解した方が、ライトを小さくしたい、大きくしたいなどの調整ができ、新たな発見やアイディアにつながりますよね。

神社とビジネスの共通点とは

“構造”を知ることは、ビジネス拡大のカギ

にもなるのです。

参拝すれば業績が向上するという考えだけで神社に行くのは、経営者としては時間のロス。そこにはどのような構造があるのか理解しておきましょう。

 

神社とビジネスにはある共通点がある

では、神社と経営との繋がり、構造とは何なのでしょうか。それにはまず、神社がどういう場所なのかを考える必要があります。

神社というのは、先人の知恵や、その土地を守り大切にしてきた方々の思いの集大成で出来ています。実際にはもう会うことができない、見えない方々の思いで成り立っているのが神社です。

目に見える場所や建物が優先ではなくて、そこを守り伝えてきた方がどのような思いでその土地や地域や社会や国を守ろうとしてきたのか?と思いを馳せる場所であり、そのために整えられているのが、私たちが目にしている神社なのです。

これと同じように企業も、サービスに関わる顧客・社会など、見えない方々の思いで成り立っています。またそこには「社会に貢献したい」という目には見えないビジョンがあるはず。それぞれの企業には“無形”のビジョンやミッションがあり、それを実現するためにビジネスという手段を使って“有形”にしていく。つまり最初に無形があり、それから有形(商品)が出来るのです。

大切なことは神社も企業も、

目に見えないものが先にあり、それを実現するためにカタチが出来る

ということです。

しかし、最近のビジネスは有形のものやロジックを重視しすぎて、無形をおろそかにしていることがあるため、アンバランスになっているようにも感じます。

神社は先人たちの思いの集大成

業績向上のカギは「愛着」

ではなぜ、目に見えないものを優先するべきかをお伝えします。

神社でお願いをしてはダメとか感謝だけ伝えるのが良いとかいろいろ言われますが、誤解を恐れずに言えばどんな祈願方法でも良いと思います。それよりも経営者として重要なことは、

 

もう直接は出会えないけれど、私たちの世代にまで神社を残してくれた先人の方々がいたから今の自分がここに立っていて、事業をしていられるのだということを、しみじみと深く内省することです。 

 

このように、時を超えた繋がりに繰り返し思いを馳せていると、ある感覚が芽生えてきます。

それは会ったこともない人を身近に感じる。自分事のように感じるという感情です。

この地域の歴史をもっと知りたい、大切にしたいという「愛着」が生まれ、地域や人々に貢献しようと思えるようになってくるのです。

カタチのないものに「愛着」を持つというのは、経営者にとってとても重要なこと。

なぜなら、目には見えない次世代の顧客や、顧客でなくても自分たちのことを知ってくれるであろう方々にも貢献したいという愛情を育むからです。

有形だけを考える経営手段にフォーカスしていくと、視野が狭くなり事業も行き詰っていくもの。経営者にとって、見えない方々への愛着を育てることは重要であり、神社参拝から学ぶことは非常に多いのです。

経営者と神社

神社参拝で運を内部留保する

大企業の経営者になればなるほど、心の話や見えない世界の話をされます。それは、それだけ直接出会えない方や世界に対する視野や持たれていて、そこに深い愛着があるためです。

よく経営者は歴史を知るべきとも言いますが、これと神社参拝は同じロジックとも言えます。知識としての歴史ではなく、知識が深まることで当時の人の感情や臨場感を想像し、出会ったことがない人への愛着が育っていくことが重要ということです。一流経営者の著書がスピリチュアルにように感じるのは、そのためです。

また、無形の存在に対する愛情を育てることは心を鍛えることにもなるので、心のリスクヘッジ効果も期待できます。経営者にとって心の持ちようは非常に大切なので、日ごろからトレーニングしておくことに越したことはありません。

さらに、世界に対する愛情が広ければ広いほど、深ければ深いほど、ピンチのときに助け舟が山のようにやってくるのも不思議ですが本当です。これは資金繰りでいうところの内部留保のようなものかもしれません。普段から神社で手を合わせて運を貯め、心の器を大きくしていきましょう。

さいごに

今回は「神社と経営」についてお届けしました。少し難しかったかもしれませんが、「神社に参れば業績が上がる」という上辺だけの言葉ではなく、その意味や構造を理解していただきたかったのです。先人たちの思いが詰め込まれた神社が全国各地に8万社以上もある日本は素晴らしい国です。そこに思いを馳せ愛着を持つことが、ビジネスの本質と大きく関わってくるということをぜひ心の片隅に置いておいていただきたいと思います。