端午の節句の由来、龍と関係があるのは?

薫風香る季節になりました。
春の大型連休、ゴールデンウィークですね!
4月29日「昭和の日」から始まり5月3日「憲法記念日」5月4日「みどりの日」5月5日「こどもの日」と国民の祝日が続きます。
まとまったお休みを取り、国内外へご旅行されている方も多いと思います。

5月5日「こどもの日」って漠然と、子供の成長をお祝いする日と・・・思っていましたが
国民の祝日の関する法律第二条では
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」
との趣旨なんだそうです。
こどもの日は、母に感謝するという意味合いが含まれていたんですね!

また端午の節句の「節」は季節の変わり目のことで、季節の変わりへは運気の変わり目とイコールです。
次の運気に乗るためのポイント日!
季節の移り緒を感じ、古くから受け継がれた風習や習慣を取り入れることで、スムーズに運気の波に乗れます。

端午の節句の由来は?

さて、端午の節句。
端午の「端」は、「はじめ」という意味があり、端午とは「月の初めの午(うま)の日」のことです。
それが、「午」と「五」の音が同じことから、5が重なる5月5日が「端午の節句」として定着していきました。
古代中国では、5月は物忌みの月とされ、厄払いの行事が行われていました。
そして日本では、田植え月の5月に「5月忌み」という日本古来の行事がありました。
神事である田植えは早乙女(若い清らかな女性のこと)がするものとされ、
田植えの前には、一定期間心身を清める「物忌み」をしていました。
端午の節句は、元々日本にあった田植えの神事と、中国から伝えられたとされる思想や行事が
合わさったものだと考えられています。

強い香りがある菖蒲で厄を祓い、菖蒲湯で無病息災を願いました。
また、菖蒲が尚武(武を尊ぶ)に通じることから、鎌倉時代の武家社会では、5月5日を「尚武の節句」とし
男児の立身出世・武運長久を祈る年中行事となりました。
それが江戸時代には、庶民にまで広がり、男子の成長を祝う日になっていきました。

菖蒲湯に使われる菖蒲は、よく目にする「花菖蒲」とは別で、サトイモ科の植物です。

 

端午の節句の行事食

端午の節句と言えば、お馴染みの柏餅や粽(ちまき)。
なぜ端午の節句に柏餅や粽(ちまき)を食べるのでしょうか?

まず柏餅。
柏は、新芽が出るまで古い葉が落ちません。
そこで、柏は家系が絶えない縁起の良い樹木とされ、端午の節句に柏の葉で包んだ柏餅を食べて、
子孫繁栄を願うようになったと言われています。

粽(ちまき)は、中国の故事にちなみます。
中国では、粽を川に投げ入れて故人の霊を供養したそうです。
また、「難を避ける」という意味もあり、それが日本にも伝わって、子どもの厄除けの食べ物となっていったとも伝わります。

 

端午の節句と龍との関係は?

端午の節句と言えば鯉のぼりですが、なぜ鯉のぼりなんでしょうか?
こちらも中国の故事が由来です。
成功までの難関、とりわけ立身出世までの関門を「登竜門」と言います。
「登竜門」=竜門を登ること。
「竜門」は中国黄河の上流にある急流で、ここを遡った鯉が龍になったという故事です。
鯉の滝登りとも言われます。
人生で成し遂げたい大きな目標がある方は、さまざまな難関や乗り越えるべき壁があります。
「登竜門」の鯉のように、難関を突破して行きましょう。

鯉のぼりを眺めて、龍に変わっていく姿をイメージしてみるといいですね!